プレナイト・直感に従おう/女教皇

2016年2月2日 プレナイト・直感に従おう/女教皇

答えは「自分の胸の中に」。

今抱えている悩みがあるなら、それは自分の心と対話することで解消します。ありのままを受け取りましょう。

また、自分が進むべき正しい道を模索したいと思っていることもあるでしょう。

今はインスピーレーションが湧き出やすいときです。このときの心の声を客観的に受け取ることに徹してください。

ときにはこれが自分が気に入らない事実をもたらすことがあったとしてもそれなりな対処が必要です。

真実を求めてさえいれば自分自身によって導かれることでしょう。

このようなときにオススメのパワーストーンはプレナイト(意味辞典に未記載)。

プレナイトは思考回路を明晰にする働きがあります。識別化の能力た高まるため、分析眼が養われます。また根気強くなるように助けてくれますから、複雑なプロジェクトをこなすための相棒となってくれますよ。

理性と反応

今回のカードのポイントになるのは「理性」と思われます。

理性というと、直感とかインスピレーションの対極にあることのように感じるかもしれませんが、そうではありません。

もちろん、哲学的に「理性」を掘り下げるとかなり難解なことになるでしょうが、理性の対極にあるのは「反応」です。

そしてかなり大雑把な話ではありますが、人間以外の動物は基本的に「反応」のみで生きて生活することが可能です。

もちろん、人間も動物としての側面を見れば「反応」だけで暮らせます。

しかし人間には理性があって自分自身や自分が属するグループが発展するための未来を作ることができます。そしてその原動力になるのが直感やインスピレーションということができます。

しかしながら人間は「反応」に基づいた不合理な行動を起こしてしまうことがあり、そこに理性を上積みするという行為を行うことがあります。これは明らかに間違いの元。

これはどんなことが起こるかといえば、例えば「罪とその動機」のメカニズムがそこに作られます。

理性でもって「罪の動機」を作るということ、それはすなわち罪の正当化です。

ダメおしで書きますと、「罪」が先にあり、「動機」(もういわゆる言い訳ですね)を後から加えていくことを行ってるわけです。

この「動機」(言い訳)は一見は巧妙に見えるかもしれませんが、どのようにあがいても罪を正当化できるものではありません。

このことについては今世界中で起こってる様々な不条理を見れば明白だと思います。

そこで気をつけたいのは「罪」の元になる「反応」についてです。

ある瞬間の反応が、それがまともなことであるかないか、それは理性によってきっちり評価されなければなりません。理性を言い訳(動機の正当化)に使ってはいけないのです。

明日が良い日になりますように。