2016年8月19日 モスアゲート・自分の倫理観を振り返ろう/悪魔/リバース
ううむ、正逆どちらに出たとしても、良いカードではありません。
ある意味、戒め(いましめ)と思いましょう。
心に邪悪な部分が芽生えているかもしれませんよ。自分自身で気づいているかいないかにかかわらずです。
ちょっと立ち止まってよく考えてみましょう。また、自分がいくら良いことだと思っても、相手がそれを望んでいないこともあるのです。
自分の心身とともに周囲の状況にも「浄化」の時が来たのでしょう。
リカバーする秘訣はただひとつ。清らかさ(浄化)です。
特に内面をキレイに。
このようなときにオススメのパワーストーンはモスアゲート。
自己反省、これに尽きます。自分を省みることに対してかなり厳しいストーンではありますが、このような時には強力な助っ人になります。一生に何度もお世話にはなりたくないですけどね。
倫理、そして第六感の続き
このコラムでは何度も「感情のレベル」について言及してきました。これは実のところ今回のカード「悪魔」について深い関係があります。
悪魔の逆位置カードでは、自分が何か邪悪な考えで動いていないかと自己点検を迫っています。
要は倫理的な考えや行動が取れているかということですよね。
さて、この倫理観のレベルはその人が現在いるところの「感情のレベル」に一致していることがわかっています。
以下に感情のレベルを復習します。
▪ 陽気 合理的
▪ 強い興味 ↑
▪ 保守的
▪ 満足
▪ 退屈
▪ 敵対心
▪ 怒り
▪ 秘めた敵意
▪ 恐れ
▪ 同情
▪ 悲しみ ↓
▪ 無気力 不合理
このレベルの上の方にいるほど倫理的で、下ならその逆です。
「怒り」とか、「秘めた敵意」なんてそれはまずいだろうことは簡単にわかりますよね。ことに「秘めた敵意」にいる人は、その人自身が自分の倫理観の低さを隠していますから特に要注意なのです。
もっと下にいる「無気力」では、自分自身も含めて何もかもをないがしろにしています。これはかなり倫理的にまずい状態であることがわかるでしょう。
この感情のレベルは、その人の存在性、コミュニケーションのレベルなどとも一致していますよ。
できることなら、高い感情のレベルにいるのが吉ですよ。
さて、次に昨日書きました「第六感」について追加情報を記しておきましょう。
まずは、それが第六感か、単なる幻覚か、それを判定することはかなり困難でしょう。
そして、一般的には普通の五感でさえが勘違いやうっかりで、その機能が十分には発揮されておらず、ほとんどの場合がコミュニケーション不全です。
見ているつもりで見えていない。聞き間違いをしている。ものに触れてもはっきりとその感覚を意識していない、または過剰に反応してしまう。味覚音痴である。このように、そもそもが五感だけでもかなり怪しいのです。
そこへ持ってきて第六感です。この感覚が正しく機能しているかどうか、これはもっと怪しく、五感と違って検証が大変難しいでしょう。
そこで、実は普通の五感を先に何とかせねばなりません。
そして第六感とは特別な何かで五感の上位にあるのでなく、それは五感を補うか、または立場として並立している感覚だと思えます。(そうとしても組み合わせの爆発は起こりますよ:前日の記事参照)
さて、五感に関しては一般論として「合意形成」ができているのですが、前述のごとく、これがそもそもいい加減です。
そこで、五感がまともに働くためには、まず自分自身が「現時点」にいることです。過去の時間に引っかかったままの状態では、現時点で目の前にある何かをまともに処理などできないのです。
このことは8月17日の記事で触れた、自分の空間や視点を持つことなどで少しのヒントになっています。
ちなみに、自分自身が現時点にしっかり視点を持っている人は、単純なことに「びっくり」することが少ないです。
例えば、後ろに誰かいることにまったく気づかず、振り返って驚く人がいますよね。こんなことは起きにくいのです。
現時点にいる人は、現時点で落ち着いています。
明日が良い日になりますように。