2017年10月12日 ラピスラズリ・状況を受け入れる/吊られた男
アドバイス色の強いカードです。
個人的にはけっこう好きですね。
男が逆さまに吊られている絵ですが、単にまずい状況を示しているわけでもありません。
ひと言でいえば「ジタバタするな」ですね。
状況を受け入れることは苦痛がともなうかも知れませんが、そうしてこそ解決策が見つかります。
まずい状態のときこそ自分自身の真価が問われます。ゲームを放棄するか、一発大逆転する力を信じるか、これはその人次第です。
今のあなたには「試練」をクリアできる力があるはずです。
辛抱強く耐え、時を待ちましょう。
元から持っているひらめきを種として、状況は一変し、人生が変わる可能性もあるのです。
このようなときにオススメのパワーストーンはラピスラズリ。
ラピスラズリに求めるのは「試練をクリアする助け」。ラピスラズリは運気と密接に関係があるパワーストーンです。主人である人がより良い成長を果たすために、その人が生きている間に経験したり、学ばねばならないことなどを素早く察知し、呼び込みます。最終的にはあなたを守護するストーンになります。
あるがままに見るとそれは消えてなくなる
吊られた男がそこから脱出するには、今自分が置かれた状態をあるがままに受け入れることが条件になります。
状況が受け入れられないと言ってあがいているうちには脱出のチャンスを見失ったり、さらに状況が悪くなります。
これは実のところ「知らないでいる」から「知っている」の状況に近づくことと言えるかも知れません。
「知っている」はすなわち「あるがままに見る」です。
(ただし、完全に知っている、というわけではありませんよ)
「それは嫌だ!」と思いつつそれを見ても、それは「あるがまま」を見ていることにはなりません。だからその対象は「存続」します。
このままではあまりにも抽象的なので単純な例えを書いておきましょう。
例えば、負債を負っていたとしましょう。
「これをなんとかしなきゃ」と思うわけですが、本気でそうしようと思えばその負債の内容を明らかにしなければなりません。
返済するのか、免除される部分があるのか、返済するにしても現実問題として可能な方法があるのか・・・
このように考えられるようになるには、その負債を「あるがままに見る」のが第一歩です。あるがままに見ることができるようになってこそ、その負債を消すことができます。
負債が実際にいくらあるのか?それがわからないでは返済もできず免除のアクションも取れないでしょう。
他の例では、過去の辛い出来事はそれを忘れているつもりでも現時点の自分自身に影響を与えています。
これから脱却するにはその出来事を「あるがままに見る」のが必須です。出来事を否定し、忘れようとしている限りはその出来事はいつまでも影響力を持っています。
「あるがままに見ると、それは消えてなくなる」
これを覚えておいてください。
明日が良い日でありますように。