2015年8月24日 アイオライト・自分の直感を信じよう/女教皇
今回のカードは良し悪しで言えば良し。そしてアドバイスとなるカードです。
もしも今現在迷っていることがれば「自分の心に耳を傾けよ」ということのようです。
その結果、自分自身に都合の悪いことが事実として浮かび上がったとしても、それを受け止めることが大切だとこのカードは言っています。
心の奥で何となくわかっていることを行動に移しましょう。自分の本心をみつめることが大きな自己成長のチャンスです。
このようなときにオススメのパワーストーンはアイオライト。
ここで取り上げるアイオライトの働きは「道案内」ということになります。心が安定し、安らいだ状態で物事を判断できるようにします。自信を持って進むとき、自分の心の中から打開策を探し出してくれるでしょう。
そうか!言霊(ことだま)ってこういうことか
言霊(ことだま)という言葉があります。
これをウィキペディアで調べますと、言葉には霊的な力があり、良い言葉を発すると良い事が起こり、不吉な言葉を発すると凶事が起こるとされている、とあります。
まあここまでは、ある意味で道徳教育に使えそうな雰囲気。言葉に霊的な力があるかどうかはわからないとしても、とにかく「悪いことは」言わない方が何かと良いだろうと思えます。
「人を悪く言ったり、不平不満を口にしないでおきましょう」ということです。
それはそれで良いでしょう。
そしてこれを心理的な側面から見たものとして、いつもその人が発している言葉が「潜在意識に刷り込まれる」といった説明を読むこともあります。
まあ、これもそれで良いでしょう。
不平不満や人の悪口ばかりを言っている人といっしょにいても楽しくないですし、これっていわゆる「感情の段階」で言えばその人はだいたい「敵意」とか「内に秘めた敵意」、「悲しみ」のような低い位置にいるわけですから、いっしょにいてもロクなことにはなりません。
しかしながら、「悪いことを言えば、その言った本人に悪いことが起こる」「良いことを言えば良いこととなって自分に返ってくる」ということの意味の説明は弱いですよね。
ところが最近、この言霊の働きに関して他の考え方があるのを知りました。
まず、言葉というのはとにかくエネルギーではあります。良し悪し以前にエネルギーですよね。エネルギーとは、それが伝わった先で何か作用を及ぼすことができる何かです。
さて、エネルギーを発すると、その後に「真空」が残るわけにはいきません。宇宙空間にぽっかりと穴があいたまんまなわけにはいかないのです。そのエネルギーが発せられたあとに、置き換わるように入り込むエネルギーが必要なのです。(←これってわかるでしょうか)
だいだい、宇宙の森羅万象がこうやって動いているようですよ。たとえばですが、地球の赤道付近の海面で暖められた空気が軽くなって上へ向かい、その上へ向かった分だけ周りの空気がそこに吹き込むのが「台風」ですよ。このように、どこかで何かが「なんにもなくなる(すなわち真空になる)」という状態は許してくれません。
そして言霊です。
とにかく何かを言ったとしましょう。それはエネルギーとなって自分から発せられているわけですよね。するとそれを埋め合わせるるように、外からエネルギーを得ることを余儀なくされるわけです。自分の中にぽっかりと真空を置いておくことはできません。
そうして埋め合わされるエネルギーは、自分が発したのと同様であるのが自然でしょう。悪いことを発すれば、それとイコールの悪いエネルギーが戻って来る。(間違っても良いエネルギーは帰ってきません)
これは非常にシンプルな道理かも知れません。
ところで、自分に戻ってきた悪いエネルギーを自在に良いエネルギーに変換するなんて芸当はまあできないでしょう。それができるような人なら最初から不平不満を言ったりもしていないでしょうから。
いやいや、悪人の場合、よしんば良いエネルギーが戻ってきたとしても、それを捻じ曲げて悪くしてしまいそうな感じもありですか。それが悪人たるゆえんかもです。
明日が良い日でありますように。