ハイパーシーン・助けは来る!素早い行動を/ソードの7/リバース

ハイパーシーン(Hypersthene)
ハイパーシーン(Hypersthene)

2016年6月1日 ハイパーシーン・助けは来る!素早い行動を/ソードの7/リバース

リバースですが良いカードです。

問題が解決するといった兆候です。

自分では気づかなかったミスを誰かが助けてくれたり、突発的な出来事が有利な状況を作ったりです。

とにかく、ミスやトラブルは考えすぎるよりも即座に行動して対処することで状況は好転します。

思わぬところから「救いの手」あり。すぐにその手を掴みましょう。

今日、大切なことは素早い行動。

このようなときにオススメのパワーストーンはハイパーシーン(意味辞典に未記載)。

ハイパーシーンは即断即決が必要なシーンであなたを助けます。ですから特にリーダーとして立つ人には役立つストーンとなるでしょう。また、他人からの邪心を防ぐといった機能もありますから、なおさらリーダー格の人にはお勧めと言えるでしょう。

何それ・前世の記憶は二つある

今回のカードでは助けも来ることですし、問題は解決するそうなのでちょっと砕けたお話をしましょう。

このコラムで時折出てくる「前世」のお話です。

多くの人はきっと、前世の存在を確実には否定も肯定もできないでしょう。そしてこのコラムでの扱いは「前世があるとするなら〜」という書き方をしています。

で、今回はその「前世の記憶」についてちょっと考察しておきます。

前世といえば、一般的には「現在の人生以前の人生」全般を指すことになり、ことによっては「誰それの生まれ変わり」だとかという表現をすることもありますね。

ということは、とりあえず人というのは肉体以外に「魂」のような存在があり、普通に生きている状態というのは魂が肉体と合体している状態といえるでしょう。

で、死んだらその肉体から魂が抜け、そして新しい肉体を得て生まれ変わるという段取りになります。ま、いわゆる輪廻(りんね)ですね。

ただまあ、「輪廻」という言葉自体はそもそもが仏教用語ですし、仏教以外の宗教では輪廻を否定する場合もありです。

で、輪廻しながら前世の記憶を持っている場合があるのを、この種の話題では時折見かけますよね。

私は前世でどこそこの誰だったか、どこに住んでいたなどの記憶を持っている人です。

これだと、過去の出来事は魂が記憶してることになり、現代医学としては一般的に笑い者でしょう。現代医学では記憶は「脳」にあることになっていますからね。

そういえば、チベット仏教の最高指導者であるダライ・ラマは、氏が亡くなった後の後継者はその生まれ変わりを探すことによって代々が継がれていきます。

元のダライ・ラマしか知りえない情報をもとに、後継候補を様々にテストするそうです。

これ、本当に「魂の記憶」です。

しか〜し!

情報伝達という意味では「肉体側」にもその機能があります。

たとえば細胞の中のDNAです。

何を隠そう、現在のあなたも私も、それが何億年続いているのか知りませんけれど、一度も絶えることなく連綿と、そりゃもう連綿と続いた細胞による情報伝達に基づいて今の形態として存在しているわけです。

進化論に従えば、私の何代先か知りませんけれど、そのお爺ちゃんはもしかすると猿だったかもしれませんし、その猿以前には必ずとにかく絶対に「何か」であったのです。行き着くところは単細胞生物でしょうか?

でなければ、今、私もあなたも存在しません。

で、これら連綿と引き継がれ、時には進化するのかもしれませんが、細胞は何事かを記憶しながら、その情報を次の世代に伝えるのは確か。もし細胞に記憶のメカニズムがなければ、次に分裂して自分が何になるのかわからないでしょう。

ところで、一部の宗教では進化論は否定されています。それでも進化に関係なく、その家系というのは連綿と続きます。(あ、キリスト教の場合はアダムが全人類の祖先でその先はなしか・・・)

肉体の情報伝達は魂に関係なく、輪廻に関係なく続くわけです。それらの細胞も、記憶がちゃんとあります。でないと家系を継げません。

二つの記憶のお話、このへんで終わります。

追伸:肉体の方の記憶、これあるとして、結構厄介物です。
(機会があれば書きましょう)

明日が良いに日なりますように。