フローライト・その正しさは正しいか?・2023年8月30日
フローライトが出ています。
このストーンに求めるのは「論理的思考」「自身の内面を見る」。
フローライトは、自分の中からわき起こるマイナス思考や、他人から発せられる邪心などのマイナスエネルギーをカットする作用に優れたストーン。
長年の抑圧によって悪い方に固まってしまった行動パターンを解消し、少しずつでも自分を表現していくようにして、心の鎖をほどいていく作用があります。
■フローライトと相性が良いストーン
冷静さを取り戻す作用。物事を落ち着いて判断できるようになります。
■カード:正義
一見は良いカードに見えますが、実態はアドバイスと注意系。
端的に言って、自分が思う「正しいこと」をごり押ししていないか要注意です。
正義を通そうと思うとき、それは自分自身をも試されていることを思い出しましょう。
相手を責め立てることでは解決しない問題が多いのです。
正しいとされている価値観は、将来には簡単に覆ることもありです。
正義をかざすとき、それは義憤という感情が元になっていることも多いです。
ここはクールダウンして静かに内なる心の目でもう一度状態を観察してみてください。
あなたが何かを罰しようとしなくても、悪いことは自滅の道を歩みます。
世の中にある本当の理不尽の方に目を向けてみましょう。
■ 悪感情で動くと間違う
人は論理的なことで動くことはありません。
繰り返しますが「人は論理的なことで動くことはありません」。
感情的なことで動くことの方が圧倒的に多いです。
もちろん、論理的な思考は大切で、それをベースに判断することは大切なのですが、実際に人を動かすのは感情です。
論理的に正しくとも、感情的にそれができない、またはむしろ違ったことをすることの方が圧倒的に多いです。
より正しいことをしようと、感情的に思えたら最高ですけれどね。
また、自分の正しさをかざして誰かを糾弾しようとするとき、実際には自分自身が先に悪い何かをしてしまっている可能性について、しっかり自身を振り返ってみましょう。
自分自身を正当化するために他を糾弾することは本当に多いです。
これはシンプルに言えば「この悪い状況は自分じゃなくて誰かが悪い」という責任逃れのために誰かを糾弾している状態です。
「自己正当化のために他責にする」です。または詭弁を弄します。
これは犯罪者の犯罪の動機として語られることが多いのです。
で、まずい行動のほとんどが「悪感情」が原動力になります。
そこで登場するのが「フローライト」なわけですね。
まずは感情の足を引っ張りレベルを押し下げるようなエネルギーを処理し、まともに物事を考えられるようにするわけです。
悪感情を減らすことができれば、そこでできる判定はより理想に近いはずです。
願わくば、悪い行動パターン、例えば自己正当化のために詭弁を垂れるようなことを防止したいですね。
ところで、正しさ、論理的、感情で動くにしてもより良い方向へ、これらは実際には難しいです。
で、私としての心がけ、最終手段は・・・
「人に親切にしよう」
これに尽きます。
明日が良い日になりますように。