チャロアイト・穏やかでいよう/月・ 2017年12月15日

 

チャロアイト(Charoite)
チャロアイト(Charoite)

チャロアイト・穏やかでいよう/月・ 2017年12月15日

月といえば、セレニティアスのマークの一部。

がしかし、カード的にはちょっとマイナスで、それでもアドバイス色が強いです。

月は無意識の象徴です。

今起こっている不安や心配は、無意識にあるものを「なんとかする」ことで克服できるよ、カードはそう言っています。

何かのトラブルでがっかりしていたり、心に動揺があるならば、意識下にあることが原因となっているかも。

そこで登場するパワーストーンはチャロアイト

チャロアイトが意味しているところは「精神的な安定」。このストーン、三大癒しストーンの代表ですから。

その不安は現実の不安ですか?今は静かに現状を見ながらキリが晴れるのを待ちましょう。

意識下で作られた不安にさいなまれるのはかなりバカバカしいことですよ。

チャロアイトと不安の考察

このコラムで何度も出てきますが、大切なことなのでまた書きます。

不安というのは、普通「将来に起こるかもしれないまずいこと」に関して考え及んでいることになっています。

しかしながら、そうさせる原動力は「過去」にあります。

不安というのは未来を見ているのではなく、むしろ過去を見ていると言っても過言ではありません。

過去の例を見て将来に対する不安のネタを作る、そんな感じ。

ところで、意味辞典のチャロアイトのコーナーにもありますが、このストーンの癒しの本質的な意味は「観察させること」です。

いつもは、不安のネタは過去の中、それも無意識下にあって普通はアクセスできません。

ところが、チャロアイトはそれを掘り出して見せてくれてしまいます。

これはかなり恐ろしいことですが、表面的な癒しでなく「ガチ癒し」ですよね。

さて、誰にも経験があると思いますが、過去の嫌な思い出がそのうちになんでもないものに変わっていくことってありますよね。

最終的には笑い話にして人に話すほどになることさえあります。

その嫌な思い出の当時には、ひどく落ち込んだりしていたのにです。

これが解消されるひとつの手段は、その記憶をまずは嫌がらずに見ること。

感情を見てはいけません。場面自体を客観的に見る練習をしてください。

実際のところ、嫌なことがあるとすぐに人に話す人がいますよね。

これって自分でその出来事を客観視するかなりオススメなアクションです。

話した相手は何らかの反応をくれるでしょう。その相手はあなたとは立場が違っていますから、ある意味客観的に見てくれることもあるでしょう。

入門編としては、出来事の客観視、これにつきます。

15日は金曜日。いつものように土日はこのページはおやすみをいただきます。

また、日曜日の夜にお会いしましょう。

それでは良い週末を。
(金曜日ってほとんど消化のための日な気がしませんか?)

明日が良い日でありますように。