バイカラーフローライト・一歩引いて観察・ 2018年4月3日
バイカラーフローライトが出ています。(意味辞典に未記載)
パープルとグリーンのフローライトがひとつのストーンに混在した状態ですね。働きやその意味としても両者をミックスした感じになります。
このバイカラーフローライトの使い道をひと言で表すと「ジタバタしないこと」。
自分の気持ちのコントロールを取り戻して事態を正確に観察できるようになることです。
さて、カードは「ワンドの騎士/リバース」
このカードが出ている時には「厳しい現状」があることを表しています。
この状態をなんとかしようともがくのですが、それがうまく行きません。
また、通り過ぎたと思っていた問題が再燃する可能性も。
アドバイスとして、ここはちょっと静観するべし。
今は、まずい状況を強いて触らないことをお勧めします。
そのためには冷静になること。心がグラグラしそうですが、とりあえず状況を観察だけしておきます。
そこでバイカラーフローライトが登場するわけですね。
バイカラーフローライトは焦りや不安を取り除く意味があり、そして感情の波を鎮めてくれます。
コントロールすることとしないこと
そのまずい状況ということが、自分がコントロールできることなら何とかできるかもしれません。
しかし人によっては元々がコントロール範囲外のことまでコントロールしようともがくことがあります。
これ、単に苦しみです。
何かをコントロールしようとすれば、そのことについての責任が伴い、また知識がなければコントロールできません。
「責任」「知識」「コントロール」はいつも三つが伴っています。
で、何かをコントロールできないかと苦しみもがいている人は、これらのどれか、もしくは全部がないのにもがきます。
元々はほおっておくしなないことは確かにあるのです。
チェスの試合をしていて自分が負けそうな時、そのルールについて自分が勝てるようにコントロールしたいと思っても現状でそれは無理。
というか、それをしたら無法者呼ばわりされます。
例えて言えばそんなところです。
- コントロールできること/できないこと
- コントロールするべきこと/すべきでないこと
これらをきっちりと見極めましょう。
それでもルールを変更したいと思うなら、自分自身がチェスの世界の最高権威の近くに達するしかありません。(これ自体がゲームとなるでしょうが)
それはそれは知識も責任も大きく必要になるでしょう。
そして、もしも何でもかんでもコントロールできるとしたら、そこにはゲームがなくなります。
チェスで言えば、どんどん自分に有利にルールを変えれば、誰も相手をしてくれなくなりますよね。ゲームが成立しません。
人生はゲームを必要としています。
「ワンドの騎士/リバース」が出ている時は、そのゲームの途中でバイカラーフローライトなどを用いてちょっと退避せよ、という作戦行動が必要なのかもしれません。
明日が良い日でありますように。