ブルーレースアゲート・スタートの準備をしよう・2018年10月11日
ブルーレースアゲートが出ています。
ブルーレースアゲートに求めるのは「コミュニケーション」をより良く行うこと。
ブルーレースアゲートはひと口に言えば「人づきあいが良くなる」パワーストーン。
その「人づきあい」とはすなわちコミュニケーションに他なりません。
人が行うコミュニケーションの多くは言葉によってなされますが、ブルーレースアゲートは言葉に関しても大きな役割があります。
詳細は意味辞典のブルーレースアゲートのページにある通りですね。
さて、カードは「ソードの王子」。
なかなか良いカードが出ています。
スタート地点に立っています。
今まで関心を寄せていたこと、温めていたことに対してそれを目的にして新たなことをスタートさせようとしています。
これからどうなるのだろうと、ワクワクしながらも多少の不安を感じながらも、新しいことに対して非常に関心を持っています。
そして思いもよらないチャンスが到来する暗示。
それはどうやら新しい人間関係からもたらされることでしょう。
コミュニケーションを大切にしてください。
コミュニケーション基礎の基礎(大復習)
「コミュニケーション」。これってあらゆる分野で取りざたされています。
まあなにせ、これさえうまくいけばこの宇宙から問題と言う問題はなくなるだろうと思います。
しかし、「じゃあ、コミュニケーションって何?」と問われるとこれが曖昧な部分があります。
そこで以下にしっかり定義します。
人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。
(スーパー大辞林)
あーなるほど、辞書的にはこうですね。
しかしこれは本質ではありません。もっと根本的なことを以下に書きますと・・・
起因 ——- 距離 —— 受領
そこに「意図」「注意」そして「理解を伴う複製」がある。
これ、一見すると難しそうですが、簡単です。
- 「起因」とは話し始める人。
- 「距離」とは文字通り距離です。
- 「受領」は受け取る人。
そこにある「意図」とは、伝えようとする意思とその内容。
「注意」とは、起因と受領の双方が、そこにコミュニケーションが存在するということを意識すること。
そして「理解を伴う複製」とは、受領した人が、起因としてコミュニケーションを発した人が言っていることを自分のところで複製できて理解すること。
コミュニケーションの要素「複製」って何?
ここで「複製」というのは初耳かもしれませんが、実は昔からコミュニケーションにおいて使われていたんですよ。
例えば、英語圏の映画のセリフで、無線で話している人が通信文の最後に”Do you copy?”と言っていることがあります。
これ、直訳すると「複製(コピー)した?」です。これを意訳すると「わかった?(理解した?)」となります。
そして受け手(受領側)が”Copy that” と答えれば、「わかったよ」となります。
例えば、起因が「赤い靴」と言ったなら、受領は頭の中で「赤い靴」を複製でき、それを理解することです。「彼は赤い靴のことを言っている」とです。
何がコミュニケーションの不全を起こすか?
さて、以上のデータからコミュニケーションが不全になるにはどんな状態があり得るか簡単にわかるでしょう。
まず、「起因」があまり意図を持っていないとき、例えば声が小さくつぶやいているような状態ですね。引っ込み思案であまり声を出せない人、相手に意図を届けられないことは多々あります。
次に「距離」に関しては単に物理的な要因となります。最近ではメールやSNSを通じたやり取りもあり、簡単に距離を乗り越えることはできます。が、この場合には「注意」「意図」という面では非常に不利な状況にあります。
メールやSNSの着信に気づかれなければコミュニケーションが始まりません。
次に、現実の空間に「起因」と「受領」がいる場合には「注意」が大きく関係します。「起因」側では相手に届くような声(そして意図)、そして「受領」側では「起因」が何か発しているぞ、という「注意」を伴う必要あり。
また、最後に「受領」側は「起因」が発したコミュニケーションを自分のところで「複製」し、理解することが必要。
ここで、「起因」側は「受領」側が複製できるように話さねばなりません。相手が知らない単語、あまりにも奇想天外な話は複製されず、もちろん理解されません。
例えば「カドミウムでできたような黄色い靴」と言って、それを複製できて複製できる人は少ないでしょう。
これは人と話すときに特に気をつける点です。
自分が当たり前に使っている専門分野の言葉が普通になりすぎ、それを門外の人に話しても全く理解されないか、大いに誤解を招きます。
また「受領」側が正直に「わからない」と言わないこともあり、ここに混乱の元が生じます。
コミュニケーションの最終目的
コミュニケーションの最終目的は「理解」にあります。それに賛同できるかどうか以前に、相手が言っていることを理解できなければなりません。
また理解してもらえるようにコミュニケーションされなければなりません。
ここで思い起こされるのが理解の三角形です。
相手に対して、その人にとってリアリティのないことを含んだコミュニケーションでは理解が進みません。
相手に受け入れられるリアリティを探し、わかる単語を用いて、コミュニケーションしましょう。
まずは相手を察する気持ち、これは理解の三角形で言う「愛情」のことです。
さてさて最後になりますが、ブルーレースアゲートは基本的に心を温める癒し系としての働きが根本にあります。
これは実のところ愛情を持って当たるコミュニケーションとしてお互いの理解を高める意味があるわけです。
明日が良い日でありますように。