ブルーレースアゲート・暴走注意!/戦車/リバース・ 2017年12月19日
久々に「要注意系」カード。(たまにはありです)
勇ましさの象徴である「戦車」の裏返しですね。また、前回のカード「皇帝」の戒めにも感じます。
勢い余って力ずくなことがひっくり返ってしまいそうなので要注意といったところ。
自分自身ではコントロール不能に陥るかもしれないという暗示。
また、些細なひと言が大問題にまで発展してしまうといったこともありがちです。
それではすなわち大人しくしていようということになります。
今日は口数を少なく、自主的な行動は控えておくのが吉。
自主的な行動を控える、というのはなんとも情けないですが、下手なことをするよりも、決まり切ったルーチンワークに徹しようということです。
思いつきの行動はNGですよ。
ジタバタせずに、運気の流れが変わるのを待つべし。
今までできなかった片付けごとみたいなことをして過ごしてしまいましょう。
な〜に、そんなときもありますよ。
ちょっとお休み気分でやり過ごしてしまいましょう。
こんなときのパワーストーンの紹介としてはブルーレースアゲート。この意味合いとしては「言葉のトゲを抜く」こと。
ちょっとしたひと言が大ごとにならないように用心です。
ブルーレースアゲートと戦車(物質宇宙)を例題にした考察
「戦車」のカードはその次に来る「力」に関連して「行動」を意味していますね。
今回は「行動」とか「力」、そして「そうではない世界のもの」を少し掘り下げてみます。(ちょっと難しいです)
行動や力というには、エネルギーそのもの。
エネルギーはいわゆる「物質的な宇宙」を構成する要素のひとつです。
ところが、この世には「物質的でない」ことも多様に存在しています。
それは人間の精神とか魂のような分野に属することになるかもです。
精神や魂と呼ばれるものは、物質宇宙とは異なる性質を持っているため、エネルギーによって直接的な影響を受けることはないようです。
それでは、心と呼ばれるものはどういう立場かと言えば、精神や魂と物質宇宙の間にあるもののようです。(どこにあるか、とかいう問題でなく、機能としてはそうなります)
例えば「身体に太陽が照りつける」というのは、光のエネルギー(物質宇宙のこと)が体に影響を与えています。
すると身体は心に「暑いぞ」と連絡します。心が「暑いよ」と感じると、それが精神に伝わり、そこで「解決策が考えられ」ます。
太陽光から心まではどうやら物質宇宙の事柄、そして心から精神、そして「何か考えるところ」は物質宇宙以外の事柄のようです。
ちなみに、精神が考えることそれ自体は全くエネルギーを必要とはしません。なぜなら、精神は物質宇宙の範疇にはないからです。
さてさて、そしてブルーレースアゲートですが、この種の精神面に働くストーンは、それが持っているエネルギーのような何かが働くのでは「ない」よううです。
一般に、パワーストーンの世界では「波動」といった表現を使うことがありますが、それはあくまで物質宇宙でのお話。科学的に表現する以外に方法がないのでやむなくそう言う感じです。(もちろん、物理的な固有振動はあるにせよ)
精神に直接働きかけるのにはエネルギーは不要です。それがエネルギーでないから科学的に測れない、わからない(物質宇宙的には理解不能)・・・と言うことになりそうですよ。
ところが面白いことに、精神はエネルギーを使わないくせに、最終的には物質宇宙に働きかけることができるようです。
例えば、朝起きるとき「眠いなあ、もうちょっと寝ようかな、いや!起きなきゃあ」そう考えてむっくりとベッドから起き上がるでしょ。
考えたことが最終的に物質宇宙に影響を与えている様子です。
前の例の「太陽光→心が暑いと思う→精神が解決策を考える」の逆パターンです。
この世に生を受けた精神がしているのは「物質宇宙」になんらかの影響を与えること。
で、戦車のカードのリバースではそれが暴走しそうと言うことですね。それを抑えることができそうなのがブルーレースアゲート。精神安定にもってこいです。
明日が良い日でありますように。
追記:
そう言えばブルーレースアゲートは、ブレスレットに使うような丸玉では「縞目」が綺麗に出ているものが少なくなってきました。
昔はいっぱい出回っていたのですが、どこかの鉱山が大雨で水没したとかと言う話があったかもです。