ブラックスピネル・今を耐える・2019年10月22日

ブラックスピネル(Black-spinel)
ブラックスピネル(Black-spinel)

ブラックスピネル・今を耐える・2019年10月22日

ブラックスピネルが出ています。(意味辞典に未記載)

ブラックスピネルに求めるのは「乗り越える力の存在」「耐久力のアップ」。

古くから「魔除け」に使われたいたストーンです。

まあだいたい昔から、黒い石は「魔除け系」に使われることが多いですね。

しかし実際には、意志を貫いたり、困難を乗り越える系としての働きとしての用途に向いているようです。

とすると、ブラックスピネルは魔除け系といっても自分でなんとかする、という方向での解決に向かう感じですね。

カード:吊られた男

逆さまに木に吊るされた男の絵です。しかし彼の表情からは苦痛を読み取れません。

これは身動きが取れない状態を表してるわけですが、同時に何かを悟っているようにも見えます。

ジタバタしても仕方がない、受け入れるべきことは受け入れ、そこから光を探し出すことしかない。

最悪な事態にいても、そこに希望を見出すことでその後の人生に大きな変化をもたらすことがあります。

にっちもさっちも行かないとき、それに耐えつつ逆転の発想ができるかどうか?

です。

現時点にいること(その2)

これまでにインフローとアウトフローについて書いていますが、これが実は「現時点にいる/いない」と関係します。

自分で自分にインフローして内向し、そして考え込むことは自分自身で現時点からいなくなる率が非常に高まります。

インフローで考え込むと、整理されない過去の記憶に触ってばかりになり、それでは勝手に過去時間に戻ってしまいます。(現時点のことがうまく処理できない、判断を誤る、ことによっては病気にさえなる)

これが極端になると、人は「取り憑かれた」ようになり、普通では手に負えなくなります。

そこで内向しないでアウトフローすることは、文字通り現時点に対して何かする、何かを認識するという作業に他なりません。

前回の記事で「現時点に戻るための指示」を書きましたが、これはまさに目の前(現時点の何か)に対してアウトフローすることに他なりません。

だから掃除でもなんで目の前のことに対して何かする、というアウトフローをお勧めするわけです。

ところで、吊るされた男のカードですが、今はもしかするとアウトフローするタイミングを見計らっている感じでしょうか。

ブラックスピネルを使って現場に耐え、そして後は思う道に進みましょう。

明日が良い日になりますように。