アメジスト・慎重に!逃げてはいけない・ 2018年3月14日
ううむ、アメジストが出ています。
これは「冷静になれ」という何か。もしかしたら昨日の延長上にある感じ。
カードは「ソードの7」。なんと!このページ始まって以来初となります(リバースは4回あり)。
とにかく、慎重に慎重にとアドバイス色もりもりのカードです。だから選ぶストーンはアメジストしかありません。
今が辛くて安易は方へ逃げようとしていないか、または対処するのが面倒になってヤケを起こしかけていないかなど、注意するように促しているようです。
そして、今ある現実から逃避したところで、その後にはもっと苦難が訪れることになるよと・・・
今は慎重に対処することで、事態は必ず好転するとも。
倫理と正義の再考
ありゃりゃ、前回に続きちょっと注意なカードですね。
やはりどちらかと言えば倫理にまつわることが関係しているようです。
安易な道に走らずヤケを起こさないように、ですからね。
ところで前回のコラムで「個人の倫理が社会のそれと一致すればおとがめはない」と書きました。
そして「おとがめがないとしても、それが正しいとは限らない」と。
この、社会での「おとがめの有無」の判断には「社会の正義」が使われます。
実質的には個人の倫理を社会の正義で判定するという仕組みがあるわけです。
しかし、この社会正義があまりに稚拙だと社会や文明が滅びてしまいます。
例えば少し前まで、奇妙な立法によって罪のない人々が多く捉えられて裁かれることがあったでしょう。
現代においてさえ、大量破壊兵器の存在の是非について白黒がつけられないのが現状の文明の限界なのです。
実際に、戦争を終結させるためならこれらの武器の使用はやむなし、といった程度の知恵か、言い訳しか持ち得ません。
このような現実を見ると「本来ならば社会正義を人に任せるわけにはいかない」という見解を持ったとしても無理はありません。(多分これは正解)
これを考えると絶望的にさえ思えてしまいますが、真っ当な考えとしてはとにかく・・・
「とりあえず個人の倫理感を上げる」
しかないでしょう。
そうすれば、おかしな社会正義が生まれる率も減らせるでしょう。
そして倫理それ自体は個人の中にあって、個人がどうとでも取り扱うことができる何かです。
そして倫理とは、他でもない理性のこと。
理性的になりたければ「アメジスト」です。
ね、これまでに滅びた社会や文明を見てみましょう。
ローマ帝国とか、ナチスドイツが滅んでしまった理由は簡単ですよ。
指導者と人々があまりに理性的でなかった、それにつきます。
そして自分自身を救うのは、もちろん「理性」です。
今回は少し堅い話でした。
明日が良い日でありますように。