アンバー・その不安は本物か?/月・ 2018年1月12日
ひと口に良し悪しが語れないカード。
そしてアドバイス色が強いです。筆者的には良しとしましょう。
明るい光が見えなくて「不安」でいっぱいになっているでしょうか?
そうとすれば、その不安は「想像の産物」ではありませんか?
今は焦ってあれこれしようとせず、心を鎮めて「運気の変わり目」を待つのも方法。
とにかく焦りと悲観はしないでおきましょう。
「月」が意味するとこよると深層心理が表に出やすいようです。なので一見は制御不能な感じがするかもしれません。
しかし、これを機会に自分の内面に光を当てて対面することを覚えられるかもです。
筆者的にこのカードを良しとするのは「その不安は必ず通り過ぎることができる」と思えるからです。
そして、不安の種は自分が作っていることが多いことに気づくきっかけにも。
ここでパワーストーンとしてはアンバーを取り上げたいです。
ここのところ、ちょっと厳し目な働きを持つストーンばかりが続きましたから、たまには癒し系が良いでしょう。
アンバーは全体傾向として癒し系、「不安・憂鬱感・絶望感」といったマイナス感情を取り除く意味を持ち、それと同時に「情報整理系」としての効果を持っています。(ここ、ちょっと変わった性質ですね)
アンバーを持つことで人の話を正確に評価し、無用な動揺をしないことにも役立ちます。(これ、情報整理です)
これはある意味、月のカードが示すような感情系を抑え気味にし、理性を働かせるという感じがありますね。
どんな「●●」も乗り越えてしまうチカラ、それは・・・
月のカードは無意識下にあった不安が表面化するといった暗示です。
普段知ることができなかった自分の深層を知ることにもなりますから、考えようによっては対処方法やことの真相を学ぶチャンスとなります。
ところで・・・
このコラムの結論的パターンとして多いのが「それは理性でなんとかしよう」だと思います。
ところが実際には、理性が感情(だいたい間違った感情ですが)に押しやられることが多く、人々の悩みが尽きないわけです。
そしてさらに、このコラムの結論的パターンとして「決定せよ」があります。
実のところ、これが究極の答えです。
決定することは、どんな感情も理屈も無意識をも乗り越えてしまいます。
悩みたくないのであれば・・・
「悩まないことに決定する」
これに尽きます。
これ、バカみたいな話だと思っちゃいけませんよ。これ、真実ですよ。
人の精神がする最も大事で、実はそれしかしていないだろうことが「決定」です。
だってねえ・・・
不安に浸ってどうしようもない状態の人がいたとしましょうや。
その人が不安に浸る決定をしていないことには、不安にだって浸れやしなのですよ!
「いやいや、それは自分の決定ではなく、ほかからもたらされた不安だから」
という反論もありそうですが、ここではやはり数々の、本人による決定があります。
まず、ほかからやってきた「それ」を受け入れる決定があり、その情報によって不安になるという決定が次にあります。
そして実際にさらに様々な決定があるのです。
やってきた何かと戦う、逃げる、いなす、そんなことを決定してやっているわけです。
長くなりましたね・・・
「決定」に関しては究極の原理ということもあり、コラム記事一本ではまとまりません。
が、しかし、覚えていてください。
決めるのは自分自身。「決めないこと」に決定してウロウロするのも自分自身です。
さて、今週も最後の記事になりました。
この週末、自分自身が何を決めて、そして何を決めないことに決めたのか、これを少し観察してみてください。
自分自身が決定していた何かの正体を知ってみることはかな〜り、プラスです。
明日が良い日でありますように。
そして良い週末を!
あ、最後に一言・・・
「決めること」の本質は「その結果を引き受ける責任」なんですよ。