ムーンストーン・内観再び・2019年8月22日
ムーンストーンが出ています。
ムーンストーンに求めるのは「内観」。
内観(ないかん)を辞書で引くと以下の通り。
自己の内面を見つめ,そこにあるものを探求すること。
(スーパー大辞林)
ムーンストーンは様々な用途に使えます。が今回は「内観」です。
このページのコラムにある話として「考えるよりもまず見ることを」となんども書いています。
これはすなわち「内観」の注意点でもあります。
「自分の内面を見つめる」ということは、とにかくまず「見る」ことですよ。これは「内観」の「観」に当たる部分でそのまま「観る」ことです。
考える前に、とにかく観察します。
これが内観の重要なポイントになります。
多くの場合は単に「観る」ことが難しいのです。
色眼鏡を外し、誰かの価値観でなくとにかく「見る・観る」です。
自己肯定や自己否定もなく、ありのままを見ます。
ムーンストーンを活用しましょう。
そして、内観したら外に出ましょう。遠くの景色を見て外向的になりましょう。
カード:隠者
数日前にも出ましたね。
内観して何かをつかみ取る前触れなのは確か。
またこれが出るということは、もうあと少しで展望が開けそうな感じ。
何か価値観の転換を迫られているのではないでしょうか?
ここのところ連続してるカード全体からしてどうもそんな感じがありますよ。
今までの行き方はひとつのサイクルを終えようとしているようです。
本当にしたいことは何か、素直になって自分の心を見てください。
ゲームがなければゲームを作る
ここのところお騒がせになっている事件として「車のあおり運転」があります。
自分が気に入らない車と見るや、後ろからあおって危険な運転をするアレです。
今度の事件では容疑者が高級車で何度もあおり運転を繰り返し、また暴行事件を起こしていることから話題になりました。
心理学者たちはこれについて「キレやすい人」と言った観点で容疑者を見ています。
まあ、それはそうなのですが・・・
彼が失敗しているのはゲームの設定です
今度の容疑者は、彼の親族から引き継いだマンションなどの不動産を持っているそうです。
これだと何もせずともそこそこの収入を得て生活できるでしょう。食べるためにあくせく働く必要がありません。
で、その容疑者自身にはさしたる志(こころざし)もなく、単に車を含めた高級ブランドのお客になっていること程度しかすることがないようです。
これでどうなるかといえば、そう「ゲームがない状態」です。
このコラムでは何度も書きますが、人は常にゲームを欲しています。
そして容疑者は高速道路上でゲームを作ります。
高級外車で他の車をあおるゲームですね。
なんとくだらない、はた迷惑なゲームでしょうか。
しかし、はた迷惑なゲームの開始は、この容疑者に限ったことでなく、衣食住が足りている暇な人が陥りやすいことです。
トラブルメーカーには暇な人がなりやすいです。
同じゲームを作るなら、生存の多重円全体としてその生存性が高まる方向でなければ自滅の道を歩みます。
簡単に言えば、自分自身、家族、社会、世界のどれでも役に立つゲームを設定しようということです。
それからもうひとつ、昔から言われていること・・
小人閑居して不善をなす
(しょうじんかんきょしてふぜんをなす。小人物が暇を持て余すと、とかく悪事に走りやすいということ)
です。
そうなる理由は「ゲームがないから」。
多彩でなおかつ良いゲーム設定のためにものを言うのが「教養」になります。何も知らないとゲームの設定しようがありません。
明日が良い日になりますように。