モルガナイト・執着を手放す・ 2018年10月1日
モルガナイトが出てます(意味辞典に未記載)。
モルガナイトに期待するのは「執着を捨てること」「こだわらないこと」。
モルガナイトは愛情系として男女関係以前に「愛」そのものを見直しの働きがあります。
- 精神的な自立を促す
- 自分で自分を認める
- 心をほぐす
- 心を開かせる(自分自身のです)
例えばこれらのように、自尊心に関わる部分での働きが大きいです。
そこで、今回モルガナイトに「執着心を捨てること」に使いますが、これは依存傾向とか受け身として愛を求める姿勢が元になった苦しみから脱却するのが目的となります。
依存傾向、受け身、どちらも自尊心に関わる部分です。
さて、今回のカードは「太陽/リバース」。
まあ良くはないですが、ちょっとした考えの転換をしようというアドバイス系と捉えましょう。
このカードが出ているときはちょっとばかり欲求不満系です。
「もっと上手にできるのではないか?」「これこれが、しかじかでなければうまく行くはずなのに」そんな思いがつのっていそうです。
これはあまり対策らしい対策がないのですが、一度は「こだわり」を捨ててみることが吉。
そうしてみたら・・・「ありゃ?!別にどうということもなくない?!」ということに気づくかもですよ。
ゴールと自尊心、執着を捨てること
これは9月30日18時少し前に書き始めましたが、関西方面は台風24号の影響がぼちぼち始まりそうなタイミング。風雨が強まってきました。
さて、今回モルガナイトに願うのは執着を捨てることですが、目指していたゴールまで捨てることはありません。
ただ、そのゴールがそもそも曲者(くせもの)でして、それが自分自身が自分自身のために設定したゴールかどうかをよく見極めましょう。
(もちろん、誰かを助ける、ということも自分で設定したゴールであれば、それは自分自身のゴールです)
しかし実際には多くの場合、ゴールは自分以外の誰かが設定しており、それを教え込まれ、刷り込まれています。
そのゴールは世間一般が「良い」としているゴールであり、親のしつけや進路決定であり、親切ごかしな友人知人のアドバイスであったりします。
ですから、この嘘のゴールに対して「執着せよ」と強力な暗示にかかっていることが多いのです。
また、多くの例で自分で自分のためのゴールを設定することを奪われています。
これがはっきりわかるのが、「退屈さ」と「張り合い」のなさです。
幼い頃のしつけや学校教育でことごとく、自分で設定しているゴールを奪われます。
幼い頃に「そこで遊ぶな!」「静かにしろ!」「これに触るな!」「こっちじゃなくてあっちだ!」と、ことごとく自分で設定しているゴールを奪われます。そしてその代わりに「勉強しろ!」とか言われるわけです。
遊びを奪われ、やりたくない勉強をするって、これ退屈で張り合いがないに決まってますよね。
そうするともう、自分でゴールを設定することを忘れさせられ、誰かさんや世間一般のゴールを目指すようになります。
これ、すごく自尊心のない状態に他なりません。
そうしておいて、あとから「自分を大切にしよう」なんて言われても「どうしようってんだよ!」となりますよね。意味もやり方もわかりません。
そこで実はですね・・・
上に述べたような刷り込みや催眠にはまって抜け出せないのも「執着心」のパワーなんですよ。
自分の考えではない、誰かさんの考えに執着して手放さないのです。
で、さらに言いますと、誰かさんの考えを使っている限りは、それが間違っていたり、うまく行かないことであっても自分には責任がない、という状況のままで居られることを意味してます。
実のところ、そのおかしな執着の出所は、自分で自分に責任を負う立場にはなりたくない・・・と強く思っているということがあります。
まあ、その代わり、そこに自尊心はありません。
明日が良い日でありますように。