ムーンストーン・リラックスして見よう・ 2018年10月2日
ムーンストーンが出てます。
ムーンストーンに期待するのは「過敏になりすぎないこと」「リラックス」。
今回はムーンストーンを癒し系で使おうということになります。もうシンプルに言って「感情の波をしずめる」ですね。
感情がたかぶったり沈んだりというのは、感情の過敏な反応によることが多いわけです。
ちょっとゆっくり過ごしてみてください。
さて、今回のカードは「女教皇」。
悪くないカードです。状況としてはインスピレーションを得やすい時期と言えます。
それによって今まで気づかなかった真実に近づくことができる可能性もあり。
しかしその代わり、その真実というのが自分にとって気に入らないこともありますから、そこは覚悟が必要になるでしょう。
ここは、インスピレーションという感覚的な部分だけに頼らず、その分理性を発揮したいところです。
それから、あまり言われないことですが、インスピレーションというのがいつも正しいとは限りませんよ。「見間違い」「聞き間違い」ということがあるように「インスピレーションの勘違い」ということもあり得るのです。
そこでムーンストーンは、インスピレーションで得たことに対して過大に反応することがないようにと、ある程度のリラックスを持って当たりましょう、ということになります。
知識とデータ、そして無責任
上の記述で「そのインスピレーションがいつでも正しいとは限らない」ことを書きました。
そこで、得たインスピレーションはそれを確実なことにする必要がありますよね。そうして初めてそれが「知識」に変わっていくことになります。
「ただ見たこと」「聞いたこと」これらは単なるデータであって「知識」ではありませんね。ここを間違ってはなりません。
例えば、世の中の主要な言葉は、辞書の中に全部書かれています。これらはデータとその蓄積です。
そして、その中で自分で使える言葉が知識です。
ところが、世間ではデータの蓄積と知識とがごっちゃになっていることがあります。
これは学校教育のまずさもあり、データの記憶だけが試験で試されていることが多々あります。
これだとそれらのデータを使った応用が効かず、自分で新しいことを生み出すことはできません。
そこで、インスピレーションでも学習でも、何かデータを得たらそれを「評価」しなければなりません。
データは評価されて初めて価値を持ちます。
例えば、新しい単語を知ったとしましょう。
その単語がどのような場面で使われているのかを知り、自分で例文を作れるようになることでそれが「知識」となります。
ところが!
データだけ見て評価せずの人々が山ほどいます。
前にも書きましたがこれは「知らないでおく」を実行している「陰謀論者」です。(それについて無責任でいたいがために)
または、自分が使っている単語の定義を十分には知らないまま(知ろうとせずに)に使う「無責任者」です。
この「無責任者」はそのまま「陰謀論者」と重なる部分もあるでしょ。
だって彼らの言う確信部分はいつも「秘密のベールに先」にしかありません。
これはよく観察してみてくださいね。そして気をつけてください。
人生に混乱を持ち込まないためにです。
明日が良い日でありますように。