プレナイト・真実を見よう・ 2018年8月24日
プレナイトが出ています。(意味辞典に未記載)
プレナイトに期待するのは「真実を見つけること」です。
真実を見つける、と言えば自然科学が隆盛している現代においては論理的な思考を中心に考えがちだと思います。
しかしながら、真実というのは顕微鏡で見ていてわかるものではありません。
それが証拠には、証拠を出すまでもなく、人類にはわからないことだらけ。
どんなに物質を砕こうと新しい素粒子はどんどん発見され、脳神経学者や心理学者にも人の心の働きは解明できていません。
逆に、宇宙に目を向ければ、計算上ではどうしても「ダークマター」など未知なる物質の存在が予測されていますよね。
人が真実を見つけるときには、科学や論理のアプローチだけでは不十分だと言わざるを得ません。ある意味、それだけではかなり幼稚な理解になるように思えます。
それでは真実はどこにあるのか?
少なくともあなたが信じたものがあなたにとっての真実であると、これだけは確かなようです。
さてさて、それではプレナイトはどのように働くのかと言えば、思考が明晰になる方向で理解を助けることをするようです。
とは言っても、これは科学者が使う論理とはまた別のところのもののよう。
またひと口に「思考」と言っても、「考える」ということがどんな作用なのか科学的にはわからないでしょう。脳をいくらさばいても答えは得られないと思えます。
さて、カードは「女教皇/リバース」。
またちょっと注意なカード。
真実を見ることに失敗している状態を表します。
これは裏を返せば自分の「見方」に自信がない状態。
こうなりますと、人々が持っている偏見をそのまま流用するか、意味のない先入観を使って物事を見ている状態です。
これ、物事がうまくいかない状態です。
ここがプレナイトを使う理由ですね。
しかしながら、思い通りに行かないことによって真実に近づくこともあります。
「あ、あれ?本当はこうなの?!」と気づかされることもありますよ。
たまたま、何の気なしに見た状況が真実とは限りません。思い通りに行かない状況が、実際にはかえってプラスに働くこともありますよ。
苦手意識の考察と「まずいこと」掘り下げ
前回のコラムでは、苦手な何かというのは古い記憶の中で「何かまずいことをした」あと、その償いが終わっていない状況の可能性について触れました。
ただし、苦手意識にあるものはかつて「自分がした何か」だけでなく、もちろん、「誰かにされたまずいこと」の可能性もあります。
ま、シンプルに言って「被害者」だったということですね。
そりゃまあ、それは苦手な何かになるでしょう。
被害者だった場合、これ、実は辛いことにはスパイラル・ダウンとは違うメカニズムではありますが、どこかで手当しないと来世に引き継ぐようです。
その対策のヒントだけ書きますが、「真実を見る」が第一歩。これ自体は「自分がしたまずいこと」と同じようアクションです。
それから再び自分がかつてしてしまった「まずいこと」に関してですが、償いをしても自分を罰する必要はありません。
必要なのは自分が納得できる償いができるかどうかです。
もちろん、被害者がいるならその人の納得があればなお良いでしょうが、前世の問題だとそれもできませんから。
実のところ、犯罪者が更生するには、罰でなくて何らかの償いをする方がよほど再犯率が低いのです(スパイラル・ダウンに歯止めがかかるから)。
罰ということは、それに対して復習するという動機を与えることにもなり、全く何の足しにもなりません。いやむしろ再犯率を上げさえしますよ。
ですから、自分自身をも罰してはなりません。
できる限り、自分が納得するまで償いをすれば良いのです。
人のサバイバルをたくさんくじいてしまったなあ、と思う人は、積極的に人助けをすれば良いのです。
明日が良い日でありますように。