
こんにちは。スタッフの友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
本日は曇から一転して快晴。日向はポカポカな甲府。
■ 釣り目的で訪れた甲州日川、実は戦国の舞台
山梨由来の銘菓などを含め、山梨や甲府のことをもっと知りたい欲求があります。
ところで2023年の春、天然石のイベントにまつわることでセレ一行は大阪からはるばる甲府を訪れています。
▼ これですね
甲府ジェムマーケット報告
このとき僕は雨模様にもかかわらず・・・
セレとピエロコを現場におろし、釣りに行ってました。
しかし当時はまったく土地勘がなく、ネット調べた川の情報が頼り。
今となってはどこへ釣りに行ったのかわからなくなり、その時に撮影した画像のGPSのクレジットを元に「場所の特定」をしてみます。
わかりました!
僕が釣りに行ったのは「甲州市の日川」上流域のちょっとした渓谷。
(今の自宅からだと車で50分程度)
その川を見ながら車を停めたのは市営景徳院駐車場というところ。

これを改めてGoogleMapで見ると・・うわっ近くに古戦場が二箇所。
まったく気づかずやばいところに来てたんだ・・・
さらにこの駐車場からどう歩いたのか?GoogleMapのストリートビューで確認。
いや、すると、この駐車場のすぐそばに「姫ヶ淵」という史跡のマークが。

うわ、これは何か不吉な名前です。
いやね、この駐車場に車を置けば川までのアクセスが非常に都合よく、釣り始めの入渓点としてはうってつけだったのですよ。
調べてわかりましたが、僕はモロにその史跡碑文が立っているところあたりから川へ降りて行きました。
雨降りだったこともあり、周囲の細かい状況をほとんど把握せず、碑文の存在も知らず。
で、調べてみました「姫ヶ淵」。
甲州市の「姫ヶ淵(ひめがふち)」は、戦国時代に武田勝頼が織田軍に敗れた際、夫人と侍女たちが身を投げたと伝えられる場所です。山梨県甲州市大和町田野にあり、武田家終焉の地である景徳院の近くに位置します。伝説にちなんで名付けられた史跡で、現在は石碑などが整備されています。
いやこれね、一応は「伝説」ということになっていますが、 あまり気持ちの良いものではありません。
ましてやそこで釣りをするというはちょっとなあと。
こりゃいかんわ。ネット情報の一部では心霊スポットにもなっとるやん!
ところでこの「淵」(ふち)の意味は「水の深いところ、川などのよどんだところ」
しかし現代の僕がそこに降りた感覚としてはほとんど「瀬」です。浅瀬です。水はチョロチョロです。決して淵ではありません。
これに関しては、実は現代に至ってさらに上流部にダムが建設され、それに伴って日川の水量が減少し、淵が消滅してしまった模様。
この日川、古戦場や姫ヶ淵の伝説を知るまではまた釣りに行こうかな、と思っていたところ。
古い記憶から山梨のことをもっと知ろうとしたら出てきた話。
明日が良い日になりますように。