ホワイトオパール・扉は開いている/ソードの8

2016年7月4日 ホワイトオパール・扉は開いている/ソードの8

まあ、良いカードでしょう。アドバイス付きではあります。

ソードの8は今の状況からの解放を意味しているようです。

しかしながら、現状に自分を縛り付けているのは自分自身だということに気づく必要性ありでしょう。

常識や過去からのデータに囚われていると、可能性の芽を自分で摘んでしまいます。

閉じた世界から飛び出すタイミング。目の前にある扉が開いているのに気づかないのはあなた自身が目を閉じているから。

自分を信じる第一歩を!

このようなときにオススメのパワーストーンはホワイトオパール(意味辞典に未記載)。

自分自身が「生まれ変わりたい」と願うときに持つべきストーンがホワイトオパールです。過去に囚われ心を閉ざしているといった状況から脱出したいのであれば是非お勧めします。その根本の働きは自分を信じる力、これを強化してくれます。

「過去に囚われる」閉塞の状況から考える

今回のカードは常識や過去のデータに囚われず、新しく扉を開けて旅たつ必要があるといういことです。

そこで今回のコラムは「過去に囚われること」に関する部分を掘り下げてみます。

過去に囚われることのうち、その人自身が気づきにくいこととして「何に囚われているのか」それが自覚できない状態があります。

「敵」が自覚できないのであれば、自分でそれを直すのも困難でしょう。

そして自覚できない「囚われている過去」をここでは「閉塞」と呼びます。

さて、この閉塞ですが、これは過去の「喪失」と関係があることがわかっています。

「喪失」はこのコラムで何度も出てきていますよね。実際のところ、その人のその後の人生に影響を与えやすいのは確かです。

例えば、誰か身近な人が亡くなったとき、その人の性質や性格を残った人が引き継いてしまうことを書いたことがありますが、これなど、その人は無自覚にそれを行っていますので、それは「閉塞」した「囚われている過去」です。

もちろん、誰かとの死別でなくとも、離婚や別れなど様々な喪失が関係しますよ。

頻繁にコミュニケーションしていた誰か(ペットを含む)が突然いなくなった場合には喪失による閉塞が起こりやすいので要注意です。

しかしながら、自分でこれを探し出す作業は正直なところ困難を極めるでしょう。もし本気で取り組むと辛い作業になるかも知れません。

それでも、今この話を読んで「もしかしたら!」と思い当たるフシがあるというのであれば、それだけでも収穫です。

そして、自分自身のことでなく、身近な誰かが喪失によって起こる閉塞を抱えている可能性があり、その人が誰かいなくなった誰かの人生を引き継いでいるのではないかと思えたならば、それなりな対処が可能になるでしょう。

「あ、これはこの人の本心ではないな。他の人の人生を引き継いだ考えや行動だ」と判断できることがあるはずです。

まあ、現段階ではこれにとやかく言うのではなく「諦めてあげる」ことしかできないですけどね。

明日が良い日でありますように。