2016年4月25 ユナカイト・気分が良い方に切り替わる/カップの6/リバース
リバースですが良いカードです。
大きく気分が切り替わる暗示です。過ぎ去った思いや感情を手放し、前向きに歩み出せるようです。
そのきっかけとして新しい出会いがあったり思いもよらぬところからチャンスが舞い込むことがあるようです。
まだまだ上を目指せるとき!全力を投入すべきものを正しく見極めよう。
このようなときにオススメのパワーストーンはユナカイト。
ユナカイトを使う目的は過去の傷への癒し系と、そして大切な作用として「将来のへの希望」を思い出させることです。そしてストレスや逆境に耐える力も与えてくれますよ。
「時間」のあれこれ
前回のコラムではベンジャミン・フランクリンの言葉を借りて「時間を浪費してはならない」ということで締めくくりました。
今回は「時間」について掘り下げてみます。
と言っても、自己実現系のうんざり話ではありませんよ。もっとうんざりな哲学、科学の話です。
「時間」を哲学の分野で定義しますと以下の通り。
空間とともに世界を成立させる基本形式。普通,出来事や意識の継起する流れとして認識され,過去現在未来の不可逆な方向をもつ。
(スーパー大辞林より)
じゃあ科学的にはどうかといえば、物理学の分野では・・
自然現象の経過を記述するための変数。
(スーパー大辞林より)
ね、こちらは「経過を記述するための何か」であって、時間そのものが実在するかどうかは、どうやら知ったことではないようです。(科学者の中には時間それ自体を探し求めている人もいます)
各分野でこのような定義なのですが、それでは「時間」というものが実際にあるのか?と問われれば、多くの人が「あるだろう」と思うでしょう。だって時計を見れば時を刻んているし。
しかしながら、時間とはどうやらその実態の有無にかかわらず、都合が良いから取り入れらた「考え」のようではあります。
それともう一つ大切なことは、時間の始まりは「何かを所有する」ことに端緒があるということです。所有性のないところに時間は存在しません。(これをお忘れなく、そして話は以下に続きます)
心の問題と時間
さて、ここで重要なことですが「過去の嫌な思い出に支配されている」状態、ということがあります。これって時間に関してまったくの逸脱した状態といえるでしょう。
過去に、すでに終わったことに、現在の自分がコントロールされている状態ですよ、これはまともではありません。過去と現在がごっちゃになっています。過去のデータに基づいて、現在を合理的に判断するというのはまともですが。
過去の出来事に不合理にも現在が左右される、これは要するに「所有性の逆転」という状態です。どういうことかといえば・・
- 彼は何かを欲しなかったのにそれを持たされた。
- 彼は何かを欲したがそれを持てなかった。
- 彼は何かを欲したのに、他のものを得てしまった。
これらがいわゆるトラウマの根本です。
時間の軸に固着やねじれのような状態があるのがわかるでしょうか?
所有性についてのストレスが時間を歪めているわけです。
今回は少し難しい話になりました。時間の正体のことを少し書いた次第です。
明日が良い日になりますように。