2016年1月26日 ブルークオーツ・モヤモヤ感を少しガマン/カップの4
閉塞感やモヤモヤで心がいっぱいということはないでしょうか。
現状がめちゃくちゃ悪いわけでもないにせよ、自分に向いたことが他にあるのではないかとか、現状に行き詰まりを感じていることはないでしょうか。
すべてをリセットしたいような衝動にかられるかもしれませんが、今はその時期ではないようです。
今日のところはひたすら考えるだけにしておきましょう。(とは言っても本当は考えないことが一番。)
今は変化を目前にした混沌とした時期のようです。衝動的な考えや行動は控えめにし、大きな決断は慎重に。
このようなときにオススメのパワーストーンはブルークオーツ(意味辞典に未記載)。
ブルークオーツは「地に足をつけて考える」という精神の働きを助けてくれます。それと同時に本当に必要な事柄を見分け、断捨離を行って大事なことにのみ重点的に当たれるように導いてくれるでしょう。
考えることについての再点検
このコラムでは過去にも「考える」ということについて度々触れていますが、今回もその復習になります。
「考える」といえば何かまともなことのように思われがちですが、古くから「下手な考え休むに似たり」とも言われています。(よい考えも浮かばないのに考え込むの役に立たず、時間の無駄だということ。)
まあひと口に「考える」と言っても様々な状況があって、出てきた結果に対する原因を「考察」したり、または未来を作るためにその作戦行動を思索するということも含まれます。
これらのように一つのことを理路整然と整理するための「考え」は良しとしましょう。
しかしながら単にある出来事や将来の不安のために考え込んでしまうのはダメです。これらの場合のほとんどは堂々巡りして何も生み出せないでしょう。
この種の「考え」がうまくいかない原因は、先に「決断」や「決定」がないからです。
「考え」に先行するのは常に「決断」や「決定」です。何かを決められない状況においては考えが宙ぶらりんとなってまとわりつき、余計に決断や決定を妨げることになります。
まずは「決定」します。そしてその決定に応じて考えます。考えを先行させてその結論を待って決定するのは順序が逆で、いつまでも何もできない状態になります。
考えが先行して決定が下せないとき、そこには「責任を負わなくで済むにはどうしたら良いか」という思いが含まれることが多いでしょう。「ん?」と不思議に思われるかもしれませんが、あなたがご存じの多くの人々をよく観察してみてください。
優柔不断な人はいないでしょうか?
彼らは決して責任を負おうとしません。いつまでも考えています。
わかりにくければ超簡単な例を差し上げましょう。
レストランで何を食べるかなかなか決定できない人がいます。どれが美味しそうか、どれがお得か、そんなことが決定できないでいつまでも選び続けています。
その人は「もしも思ったほど美味しくなかったらどうしよう」ということに責任を負えないで決定できないのです。もしも美味しくなくてもそれは仕方のないことだ、ということに直面できないのです。
「決定」とはすなわち「責任」のことです。
ちなみに、レストランのメニューの中からどれが美味しいかなんて、全部食べなければわかりません。
明日が良い日になりますように。