2015年12月8日 ブルークオーツ・過去より現在、現在より未来/ペンタクルの10/リバース
ちょっとしたアドバイスですね。傾向としては要注意。
過去を振り返って「昔は良かった」とつぶやき、今現在叶えられない願望を前にして無為な時間を過ごしているということはありませんか?
思い出は美化されやすい。遠い日の夢も美化されやすい。これは裏を返せば現状への不満とややもするとあきらめの感覚が混ざっていますよ。
明日を迎えるためには古いものをスッキリ捨てることが必要。
過去のことはデータとして取り扱いましょう。明日のために、決して過去に反応してはなりません。
こんな状況でオススメしたいパワーストーンはブルークオーツ(意味辞典に未記載)。
ブルークオーツへの期待はズバリ「断捨離」です。断捨離についてウィキペディアより以下の通り意味を引用しますからちょっと復習しましょう。
不要なモノなどの数を減らし、生活や人生に調和をもたらそうとする生活術や処世術のこと。
ブルークオーツはこの断捨離が得意なパワーストーン。特に感情的な部分に働きますから思い出系の整理にはもってこいですよ。
過去の影響から脱するには
過去の出来事から悪い影響を受けないようにすることは、このコラムの、ある意味で永遠のテーマです。
手を変え品を変え、このことを書いていると思います。
さて、もう端的に書きますが、過去の呪縛から解かれるためには、それがどんな出来事であろうと、それを客観的に見ること、これにつきます。
ただし、ここで超微妙なことを書きますが、その出来事の最中を、第三者の目で「客観的に」見ようとして「自分を含めたその状況を」外から見る、という視点はダメです。
例に挙げて詳しく書きますと、例えばあなたが子どもの頃イジメにあった嫌な場面の記憶があったとしましょう。この場面を今から振り返るとき、あなたの視点が完全に第三者として外から見てはいけないということです。(言うなれば、体外離脱したような視点ですね)
細かい理由とかはもうこの紙面では書ききれませんが、とにかく自分の体から離れた視点でその場面を見るのなナシです。思い出すなら自分の体を中心にして(ちゃんとその場面の自分の視点で)見ること。そしてそれを客観的にです。
その場面での自分の感情に反応してはなりません。何が起こったのか客観的に見ます。過ぎ去った出来事を振り返って「今」泣く必要はありません。
とは言ってもそのときの自分の感情を「客観的」に見ることはOKです。
「そうそう、泣いているね」「そりゃ泣くわな」
イジメられて泣いているという自分の感情を客観的に再確認するのはOK。しかしそのときの感情に「今、反応」してはなりません。
今、反応すると、ですからそれが過去の出来事に現在が引っ張られているという事実です。
これはかなり厄介な作業かもしれません。人によっては簡単な作業で、簡単すぎるがために過去からの悪影響をほとんど受けない人もいます。
過去を整理したいとき、上に挙げた「客観視」は非常に重要です。
一人でやってて辛いとき、ただただ話を聞いてくれる人がいればかなり助かりますよ。
ただし、その人はあなたの話の内容について様々に評価しない人である必要あり。そして、あなたに同情する人もダメ。(このコラムを最初からずっと読んでいる人にはその理由がわかるかもです)
まあしかし、そんな話相手は少ないでしょう。
ちょっと辛いかもしれませんが、心の断捨離は一人でするしかないのかなあ。
そこで提案ですが、過去のことにとらわれそうになっていることに気づいたら!
すぐに未来のことを考えましょう。
これはかなりの妙案なんですよ。本当です。
明日が良い日でありますように。