スモーキークオーツ・立ち向かい希望の火を灯す・2024年1月25日
スモーキークオーツが出ています。
このストーンに求めるのは「心を強くする」「前向きな考え方」「状況に流されない」。
スモーキークオーツは自分の本当の姿を見失いやすい人にお勧めのストーン。
不安・恐怖などから心を解放し、精神面を強めてくれます。気力・集中力もアップしてきますよ。
- プラス側で現実的な思考を育む
- 失敗への不安を軽減する
- 恐怖心をなくす
- 心の平静さを保つ
スモーキークオーツは体調不良や憂鬱感などで心の中が一杯になり「神経過敏状態」になった時「異世界」との回路が開きやすい人にお勧めです。
■ スモーキークオーツと相性が良いストーン
素早い状況判断と行動。自分らしく振る舞う。
■カード:ペンタクルの3/リバース
要注意&アドバイスのカード。
自分の能力や可能性をイマイチ信じられない様子。
取り組みに関して後ろ向きな姿勢を暗示しています。
「どうせ失敗するだろう」といった否定的な考えが頭の中にあるようです。
これでは状況が好転するはずもなく、どんなに恵まれようと失望へと転換してしまうでしょう。
心の弱さや逃げの姿勢を自分に許してはいけません。
あなた自身が立ち向かおうとするときにだけ、消えかけていた希望の光が点ります。
■ 京都の桜と信州の神々(その4)
麻呂氏の希望
(タイトルは仮題 その3から続く実話)
ローズクオーツに入った麻呂氏のこと。
麻呂氏が最初にセレの夢に出てきたとき、それがどこの桜の木にいるのかわからなかった。
麻呂氏はセレの夢の中で、いわゆる「会話」としてコミュニケーションしているのではなく、全体的なイメージとして「どうして欲しい人なのか」だけが伝わり、具体性がなかった。
麻呂氏はとにかく桜の木の映像を送ってくるだけで、彼が「どこの桜にいるか」が不明だったのだ。
そこでセレは、自分の記憶と過去に撮影した桜の木がある景色の画像、それからネット上で麻呂氏が訴えるところの画像を特定しようとしていた。
「夢に見たあの桜はどこなんだ?」
何十もの画像を探した。そうして「あっ、これだ!」と特定したのが京都円山公園の祗園枝垂桜である。
「ああそうそう、確かにあの桜には誰かいたかも」と。
・・・
さて、アメリカからやってきた「変なおっさん」その名を「M」としておく。
Mは結局のところセレニティアスに居候となり、ストーンのパワーを応用した作品を作る日々となる。
Mの得意分野はストーンを組み合わせたワイヤーラッピングである。
(実はこれが後にパワーストーンワンド・アシストのヒントにもなる)
Mはセレが行う「ストーンの組み合わせ」とはまた一風異なった作品を生み出した。
セレから言わせると「なんでそうなる?!」みたいなこともあった。
が、Mはセレの意見を飄々(ひょうひょう)と受け流していた。ま、見解の相違とその許容だろうか。
・・・
さてさて、ローズクオーツで一服している麻呂氏、今後の方針が定まってきた。
まず、麻呂氏の希望として「しっかりと浄化」。
なにせ古い人だから、日本の風土そのまま、天然状態で浄化できる方法が良いだろう。
様々な方法、場所を考えた。
「清らかな川の流れがあるところ」
何ヶ所も候補に上がったが、セレが選定したのは「昇仙峡の川」。
(昇仙峡:しょうせんきょう)
山梨県甲府市にある、まあ景勝地である。
甲府といえば、日本では有数な水晶の産地。そこの渓谷を流れる川は水晶に磨かれている。
麻呂氏の浄化にはピッタリだろうと思われた。
実際に浄化をしてみて麻呂氏が気に入らないなら、また他を考えようということにした。
・・・
そうしてセレニティアスの面々、セレ、ピエロコ、ハンドルを持つ友次郎、それにMが車に乗り込んだ。
目指すは山梨県甲府の「昇仙峡」。
大阪から車で6時間はかかる。休憩を入れたらもっとだ。
正直言って「なんでわざわざ昇仙峡」な感がある・・・
なんであっちに行ったのか?
それがわかるのはもっと後のことだった。
(続く)その5を読む
明日が良い日になりますように。