2016年7月7日 レッドゴールドストーン・弱点を認めよう/ペンタクルの王子/リバース
要注意なカードですね。そして少しのアドバイス。
ちょっとした慢心や不注意によってチャンスを逃したり困難な事態に陥りやすいという暗示です。
弱点やコンプレックスを隠すことよりも、それらとうまく共存することを選びましょう。
弱点やコンプレックスはオープンにした方がチャンスを得やすいのです。
プライドがあるから弱点やコンプレックスを隠すのではありません。プライドがあるからこそ、弱点やコンプレックスをオープンにできるのです。
それにはまず、「認めること」ですね。
このようなときにオススメのパワーストーンはレッドゴールドストーン。
「ありのままの自分を受け入れる」これがレッドゴールドストーンに求める働きです。自分を信頼して、そして自分で自分を決定しましょう。
受身の極度な状態とは
これは昨日の続きになります。
人に認められようとすると、相手のコントロール下に入るということを書きました。これが「受身」という状態です。そこに自己決定はありません。
自己決定がないということは、そこに責任の放棄があります。自分で自分に責任を取らない状態ですね。
さてさて、この状態の極端な形で見ることができるのが、いわゆる「催眠」です。
ね、「催眠術をかけられる」という状態は、被験者が施術者の完全なコントロール下にあり、何が起ころうと被験者は自分に責任を負える状態ではありません。被験者の方に自己決定などありえません。
ですから、例えば催眠術で「トラウマを消す」と言っても、それは施術者のコントロールによって成され、トラウマを持っているその人自身の能力ではありません。ですから一旦はトラウマがなくなったように見えても、その催眠が解けると元に戻ってしまいます。被験者自身が自分のトラウマを処理する能力を高めたわけではないのです。
まあ、実のところ、私の感想としては「トラウマ」のメカニズム自体がその人自身の自己催眠に近い部分があると思えます。そのような人は多分、医者が「それはトラウマですね」というと、それが真実でなくとも信じるでしょう。ですからこれが自己決定でなく「他決定」におんぶしてしまう状態です。自分に責任がなくなります。
催眠状態から覚めましょう。
その第一歩は自分の記憶の彼方から、現時点に戻ることです。
過去にいないで現時点にいてください。
明日が良い日でありますように。
ps これではちょっと身もフタもないかもです。
ここで、トラウマを処理する基礎原理について書きます。
ただし、これは心理学でもなんでもありません。ですからそもそもが「トラウマ」という言葉自体をここで使うのが正しいとは思えませんが、広く認知されていると思いますのであえて使います。
トラウマはその出来事が起こった時の映像や身体的な感覚など、認知できる感覚全てが揃った「記憶」が原動力になって働いています。
でもそれはもう終わった「過去の記録物」です。
で、その過去の記録物に「反応」するのがトラウマによる諸症状です。
その記録物を「どうするか」ということに関して「責任を負おう」と思えるかどうか?ここがトラウマに勝てるかどうかの分かれ道となります。
触りたくないから放置すると・・・どうにもなりません。