2016年4月12日 プレナイト・不同意して処理する/ソードの10
今回のカードはひと口に良し悪しを言えるような感じではありませんが・・
これは「良し」です。
まず、起こってほしくないことや、先送りにしていた問題が目の前に現れ、それに対処せざるを得なくなる暗示。
そこだけ見ると災難に感じるかもしれませんが、そうではありません。
その問題は解決せねばならないことなのです。それは勇気を持って立ち向かえば必ずや乗り越えられます。
また、その出来事というのは過去の古傷に触るようなことかもしれませんが、あなた自身がそれを無視することができるはず。
「そんなの知ったことか!」と本気で突き放してみましょう。
そうした上で問題にあたります。
この乗り切り方を覚えてしまうと、マイナスの感情全般を克服できるようになりますよ。
心を大きく動かす出来事が起こりやすい日。何が起きても自分がそれを受け入れなければ「なかったことと同じ」にできます。
自分が受け取るものをきちんと選びましょう。
これは成長のチャンスです。
このようなときにオススメのパワーストーンはプレナイト(意味辞典に未記載)。
プレナイトの役割は「間違いのない選び出し」です。あなたの目が真実を捉えらえるようにサポートします。同時に、進もうと思った道をまっしぐらに突進させてくれますよ。
トラウマを処理する
トラウマとは早い話が「現在にも影響を及ぼす心の古傷」ということになります。
心の古傷は誰でも持っているわけですが、それが現在に影響を及ぼさなければ何も問題なく、単に「昔のお話」で終わりです。ことによっては笑い話にしかならないようなこともあるでしょう。
と、ここまで書きましたが、トラウマの処理についてのヒントが前述の文章にあります。
ポイントになるのは「現在に影響を及ぼさない」ということです。
逆に「現在に影響を及ぼす」ことが問題になるわけですが、現在に影響を及ぼすことをよしとしているのは、他でもない自分自身です。
「現在に影響を及ぼすことをよし」としている状態というのは、影響を受けることに対する「同意」がそこに存在します。
このコラムでたびたび出てくる「同意」(もしくは合意)のことです。
あなたが「同意」さえしなければ、過去の傷は現在のあなたに影響を及ぼすことはありません。
要するに、古傷に影響を受けないようにするためにはそこに「不同意」を持ってくることです。
この不同意を持ってくるところは実のところ二つあります。
ひとつめは「古傷には影響を受けない」という不同意。
もうひとつは「あの出来事は傷なんかでなく、単なる出来事である」という不同意です。
これらどちらかの不同意があれば、トラウマはあなたを苦しめることは無くなります。
以上はトラウマの克服に関する、根っこにある論理的なお話です。
さらに、とにかくトラウマから逃れる道として「必要性のレベルを上げる」ということがあります。
極端な例ではありますが「それをしないと死んでしまう」という状況下においては、多くの場合、人はトラウマに同意しません。
これも根本的な性質です。
以上はトラウマの処理についての根本部分であってそれを克服するための実践は別問題です。
しかしながら、幽霊の正体を知ってしまうことは、少しでも「不同意」の助けにはなります。
正体を知れば、怖さが減少するでしょ。
明日が良い日になりますように。