モスアゲート・内向は敵だ(その2)・2020年8月12日
モスアゲートが出ています。
モスアゲートに求めるのは「新しい希望の芽」「静かに内省」。
内省を促すストーン。しかし今回は特に、その内省を新しい希望の芽を見つけるために行います。
モスアゲートは自我に固執することなく、周囲の意見をも取り入れながら物事を考えられるように導きます。
また、感情の乱れを整える作用がありますので、内省によって不要に自己嫌悪に陥ったりすることもありません。
モスアゲートと相性が良いストーン
冷静になることでお馴染みのアメジストです。
内省による内向から感情が乱れてしまわぬよう、モスアゲートをさらにサポートすることでしょう。
カード:隠者
良し悪しで判断しにくいカードです。
前回はリバースで出ましたが、今回は正位置。
価値観の変容から、自分自身に何が起こっているのかを内省的に見つめるタイミングが来ているようです。
気分的にはちょっとした停滞感があるかもですが、将来に対する方向が示されようとしているのも確か。
隠者が持っているランタンのように、光が差し込んでいます。
内向せずに内省するには
自分を振り返るとき、どうしても内向します。
様々な後悔や失敗、自己嫌悪が頭をよぎるかもです。逆に他人や環境に対して恨みの形を持った感情が湧くかもです。
こうなってしまうとまあ、だいたいロクなことにはなりません。
感情のレベルがグンと下がります。そうなると、良い考えはまったく浮かびません。
これでは自分で精神を後退、破壊することになります。
で、ここでコツをお知らせしましょう。
振り返るなら、厳しく客観性を持つことです。
第三者の目を持って過去に起こった事態を眺め、そしてそのとき自分がどんな感情を持ったかを観察してください。
あくまでも第三者の目を持ってです。
また、さらにコツがあるとすれば、起こっていた事態を事実に基づく部分で観察します。
推測でなく、見たままをです。事実だけを追います。
しかし同時に感情が動くかもですね。その感情も観察します。
これをある出来事について何度もやっている内に、それを見ているあなたは「退屈」になるかもです。
退屈、すなわちそれがもうつまらないのです。
つまらないなら、それはもう捨てられる何かです。
もしも本当に捨てられたら、感情のレベルはもっと上がるでしょう。
そしてそこそこけじめがついたら、外に散歩に行きましょう。外の景色を見てください。
かなり晴れ晴れとした気分になりますよ。
明日が良い日になりますように。