2016年11月16日 モスアゲート・あなたはいつも正しい/法王
ここのところ出てくるカードは何か似ている傾向があって、そして最終的に「自分の決定」に正しさを見出す以外にはなさそうです。
今、人生の岐路にさしかかろうとしているか、選んだ道が間違っていなかったかどうかと悩むことがあるかもしれません。
ここで、自分を疑うのをやめましょう。頭で考えるより、魂で見て、そして直感を信じましょう。まずは自分を信じてください。
この時期には無謀な冒険を避けて伝統やまともな常識に従うのが吉。
またあなたに必要な情報をもたらす良きアドバイザーが登場してくる暗示も出ています。
今あなたが選んだ決断と歩んできた道は必ず正解です。
うわべだけの欲求に心を動かすことなく「本心」に従うとき。そして何が起ころうと受け止めることができtれば、困難があっても必ず乗り切れる。
このようなときにオススメのパワーストーンはモスアゲート。
モスアゲートは自分に向き合うときに用います。ことによっては「嫌いな自分」を見せつけられるかもしれません。しかしここで、「嫌いな自分」を見たとしてもそれで自分を卑下する必要はありません。まずはしっかり見てみましょう。そうです、ありのままに見ることで、それは消えてなくなります。少なくとも「嫌いな自分」を嫌っている自分、というエネルギーはなくなり、そして気が楽になりますよ。
自分に従えば楽になる
今回のカードは、自分の心の声を正直に聞こう、そしてそれが正しいということですね。
さてさて、このコラムの読者の方々はすでにお気づきかもしれませんが、このコラムでは「心」と「魂」を書き分けていることがあります。
ただし、一般論として普通に「心」を使うこともあります。例えば、今回は「心の声」といった使い方ですね。
しかしながら、このコラムでよく登場する状態として「心が間違った反応を起こしている」というシチュエーションが多いです。
そうです。実は心は簡単に間違います。いくら自分の心に正直になったり、心の声を聞いたところで、それが間違っていたら何にもなりません。
前回、前々回に書きました「苦手意識」などは典型的に心の間違いか思い込みです。
そこで心を客観的に見たり、もしかしたらさらに上位にある「自分」ということが存在するとして、それを便宜上「魂」と書いています。
で、輪廻があるとすれば「魂」が連綿と存続していて決して「心」の方ではないだろうと推測しています。
私がこんなことを考える以前に、「心」と「魂」は漢字としても別に存在し、辞書の上でも異なる解釈ですから、今更解説するまでもないかもです。(英語圏でもちゃんと別な単語ですよね)
そして、今回「自分の心に従う」というのは正確には間違いで「魂に従う」が正しいです。
もう、心をすっ飛ばして魂に従わなければなりません。
「えっ、ええ〜!そんなことを言われても・・・」
いやいや、難しくはありません。「意識していることを意識している」のを実感するのが「魂」です。
もっと優しく例えると、このコラムで何度も登場する「感情のレベル」を思い出してください。
例えば、「悲しい」とか「起こっている」という「心」の状態を意識できるのが「魂」の役目です。
「あ、そうだ、私は今悲しい」とか「私は今、楽しい」というのを客観的に見ることができるのが「魂」の働きと言えます。
さてそこで、従うべきは「心の反応」でなく、「魂」の方です。いわば、「心の反応」は「魂」を邪魔していることさえありますから要注意です。
そして実は、「魂に従えば、非常に楽」です。
この話、続きます。
明日が良い日でありますように。