2017年6月16日 モルガナイト・そのこだわりが役に立つのか?/死神
はい、出ました死神。
なんとも不吉な響きですが、悪いことが起きるといった意味に取るのは間違いですね。
ガラリと自分自身が変わるべきときであることを暗示しています。
「ある一つの関係に、自分でピリオドを打つ日」と思ってください。
ダメ、ムリを承知でやり続けても良い結果にはなりません。これまでのやり方、考え方ではもう行き詰まっているのがわかっていませんか?
自分のために「バッサリとリセット」することを考えてください。
新たな気分でスタートしましょう。
リセットするためにはまず自分自身の執着に目を向けましょう。一度こだわりを捨てて全く別な観点から物事を見ることをしてみましょう。
現状のままで何とかしようとするとそればかりにエネルギーを浪費するばかりで全く進展は望めないことになるでしょう。
このようなときにオススメのパワーストーンはモルガナイト(意味辞典に未記載)。
モルガナイトに求めるのは「執着心を手放すこと」。根本原理にあるのは「自己との対話」と言えるでしょう。自分は何にこだわっているのか?それには意味があることなのか?それが本心なのか、自分の心に対面する能力を上げましょう。
執着心を考える
今回のカードはとにかく手放せということですね。
これはもう仏教上の教えとしては「執着すること」が苦しみの元であるのは明らかです。
それから思いますに、キリスト教の教えとしても「神に委ねる」ということが挙げられます。これもある意味、自分自身の執着心を捨てることではなかったでしょうか。
ま、そうは言っても簡単にはできないかもですよね。
また、この執着はまったく無意識に働いていることも多いでしょう。ほとんど催眠術です。幼い頃の教育とかも関係するかもしれません。厄介なのは自分の考えでなく、誰かに植え付けられた何かに執着していることでしょう。
または、ある欲求を満足させるためにしている「人の人格を借りること」です。これは大概は身近な家族が多いです。多くの場合、両親や祖父母、兄弟の人格を借りていることが多いです。
人によってはそれに気づいていて、「この変な執着は自分自身のものでない、とにかく何か嫌だなあ」感じていることもあるものです。
そこで、モルガナイトなど「自分の心と対話する」系のストーンが役立ちます。また、ストーンがなくとも自分の心に素直になってみることはおすすめです。
まずは、自分の中にある「不合理」と思われる執着にスポットライトを当ててみましょう。「正直言って嫌なのに、どうしてもそれをするように突き動かされる」といったことが発見されることがありえますよ。
さてそして、この執着を捨ててみるかと思いつつ、それができない・・・という場合もあるでしょう。ま、これがいわゆる「所有性」の問題につながりますが・・・
でもちょっと思い出してみましょう。
かつてはあんなに熱狂していた「これこれ」なのに、今はもう飽きてしまってもう忘れている何かが・・・そんなことってありませんか?
実際には、多くの人が執着やこだわりを知らず知らずに捨てていることってありますよ。
明日が良い日でありますように。