レピドライト・こもらず外向せよ・ 2018年1月24日
うひゃあっ!
今回は「隠者のリバース」。前回は正位置で出ていたカード。
そのまんま裏返りました。
このカード、実は裏表が紙ひとえな気がします。
希望の光が見えていて、その受け取り様によって裏表があるような。
しかしどちらにしても「変革」は同じことです。ただそれを「間違った方向へ行かないように」というアドバイスが「裏」にあるような。
それに対応するパワーストーンとしてはレピドライト(Lepidolite)を紹介しましよう。
レピドライトに期待するのは「視野の拡大・考え方の大転換」。ひと口に言って「変革の石」。
賢者のカードはとにかく内省的になってしまうことがあるために、内向きになりすぎず、視野を大きくして外交的になろうというアドバイスですね。
そのためにはレピドライトの意味・効果をおすすめできます。
考えてばかりでは変革できない・レピドライトの考察
ひとりで部屋にこもって考えているだけでは、自分の考えを変革するのは難しいですよね。
そりゃそーでしょう。
ひとりで考え込めば、まあ大体はもっと過去にとらわれるのがオチです。
言ってみれば「精神が心にとらわれる」という状況。
そうなってしまうと考えてもムダ。自分の中だけの考えではそれ以上には進みません。(いや、大概はまずくなる)
こんなときには思い切って外向するのが得策、というかほとんどそうすべしです。
- とにかく外の物を見る
- 読んだことのないジャンルの本を読む
- 誰かと話す
- 行ったことのない所へ行く
- 食べたことがない物を食べる
これらのようにとにかく外向しましょう。
と言うのは・・・
このコラムで書いていますが・・・
「データが価値を持つにはそれが評価されることが必要」
・・・です。そしてデータを評価するためには「他のデータ」が必要でしょ。
そして新しいデータというのは、常に自分の外にあります。
「外のことに目を向けてみよう」
これ、隠者のリバースが出なくたっていつでもその心づもりしていましょう。
それから、心と精神のことで書き添えることがあるとすれば・・・
どうやら心はデータを溜め込む性質があり、しかし評価することはできず。
そして評価は精神がしている、こんな仕組みになっているようです。
感情の表現として「ふつふつと怒りが蘇ってくる」といった言い方は、まさに心が溜め込んだ「怒りのデータ」を取り出しているという雰囲気があります。
で、「いや、今は怒っちゃいけない」という精神による制御は、他のデータを並べて評価した結果でしょう。(今は大切な商談中とかいうデータね)
ほら、パワーストーンのレピドライトはどこに働いているかといえば、精神に、ですよね。
レピドライトはもっと大きな視野で、すなわちもっと他からデータを得よと働きかけてくれるわけです。
心は単に「メモリー」です(他に何かできるとすれば単なる反応)。メモリーそのものに良し悪しの判断機能はそもそもありません。(ですからパワーストーンもそれに対して働きようがありません)
明日が良い日でありますように。