
こんにちは。スタッフの友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
11月8-9日は「山梨ジュエリーウィーク」。
山梨県と甲府市の後援で天然石やジュエリー系のイベントがてんこ盛りです。
セレニティアスもお客さんとしてですが現場の空気を浴びてきました。
■ 工房見学・一流の人々に会う
11月8日(土)は山梨県庁の噴水広場をはじめ、最寄りの各所でさまざまなイベントあり。
普通にショップもありますが、山梨のジュエリー産業に関する展示やファッションショーなどもあり、キッチンカーも出店。
ただしこのエリアでは一般のお客様の多く個々の画像が撮れません。
ジュエリーミュージアム前のテラスにはブドウ棚が。美味しそうなふさになってます。


11月9(日)には「ジュエリーツーリズム」として工房を訪問します。
普段は開放していないジュエリー工房の見学や研磨体験ができたりですね。
まずは「シミズ貴石」さんの工房へ。







後から知って恐縮ですが、清水会長は世界でも珍しい宝石研磨職人の一人で、桔梗カットなど独自のカット技術を持ち、「神の手を持つ職人」として知られていると・・・

いやそれにしても気さくな清水さんです。僕とは釣りの話。
「山梨宝飾職人アーカイブ」に関連記事。
それから、僕が加工方法について少しメカニカルな面について「これってどうやるんですか?」と質問。そしてその答えは「それは勘・・・」。
個人的にはそんなことが「えーーー!そんなことが勘でできるのか?」と思いましたが、いやいやその答えは何せ「神の手」だったのです。
次に訪れたのは「工房ヤナギモト」さん。

こちらは甲斐市の丘の上にある工房で、ぐるり非常に景色が良いところ。ジュエリーに必須、貴金属加工の匠です。
柳本さんは一流の職人であるのは当然として、ほとんどアーチストなんですよね。
後からわかったのですが、柳本さんの作品は過去に大ヒットし、雑誌などのメディアでも取り上げられていたのでした。
その昔、セレが雑誌で見て知っていた作品が実は柳本さんの作だったことが本日判明。
残念がから工房の画像はありませんが、工房のHPからその作品の一部をご覧ください。
さて、お二方の一流人に会えた日のこと、そこで感じたのは「余裕」です。
どちらも非常に気さくで全くの気負いを感じません。ほとんど素人同然の私たちの話に親切に受け答えていただけます。
映画に出てくる「何かの一流人」というのは、どこか偉そうに見えますが、本日お会いしたお二方はそんなところが全くなし。
もうね、常人とはかけ離れて向こう側にいるという感じです。
さて、そうしてふと身の回りのさまざまな物を見て思います。
どんな品物もどんなに当たり前な物も、人工物はすべて誰かがデザインして誰かが作っています。
僕らはそうした世界に住んでおり、生活が豊かになり、便利になり、そしてアートとしても心を豊かにしています。
あらゆる職人さん、技術者、アーティストに改めて敬意を表します。
明日が良い日になりますように。