
こんにちは。スタッフ友次郎です。
友次郎の日記的書き込み。
いやーなかなか涼しくなりませんね。朝夕は多少マシですが、日中はやはり真夏日です。
■ ネジ一本の向こう側:機械修理から考える人間の知恵
昨日は寝る前にセレのハンディー扇風機を修理。
うまく行きました。当分持ちこたえるでしょう。
しかし、故障箇所を見る限り「今までよくもこれで壊れなかったな!」という感想。
なにせ元の設計がいい加減。
「とにかく電池でファンが回ればそれでよし」といった考えしかなさげ。
でもまあ、元が百均で500円ほど出せば買えるような代物ですから、1シーズンも耐えればもういいか、的な発想です。
これは仕方なしか。
ところで、僕があらゆるマシンの修理のためにそれを分解しますが、その時に感じるのは「元の設計者との対話」いわゆるコミュニケーションの一種ででもあり。
「あー、こうきましたか」
「こうしかないわな」
ということも多く、生産コストやらの問題で妥協していることも多いです。
でも、機械はどんなものでも知恵の集まりです。
iPhoneの電池交換やスイッチ交換のためにに自分でバラしたことがあるのですが、これはまあ驚きました。
これらを設計した人、実際にその部品を作る人、全体を組み上げる人。
知恵と技術が詰まったあれは本当に驚愕です。
(その上にOSやアプリを作る人も)
このように、人間は物体に対するコントロールはそこそこなレベルにあると思います。
やろうと思えば月に人を送り込むこともできるわけです。
また、人間の体をある種の「機械」と捉える限りにおいては医学もそこそこに進歩しています。
物体を扱うことに関してはこれからもますます発展するでしょう。
一方、人間は人間の心や精神といった方面には知恵がまだまだ足りないと思っています。
なので政治や経済の分野ではアプローチ方法それ自体がまだまだ混乱状態にあるように思えます。
機械を修理しながら、そんなことを思った今日この頃です。
明日の友次郎は甲府から大阪行きでこのコーナーはお休みとなります。
次回の更新は9月15日(月)となります。
それではよい連休をお過ごしください。
明日が良い日になりますように。