ガーネット・投げ出してはいけない/ペンタクルの8/リバース

ガーネット(Garnet)
ガーネット(Garnet)

2016年3月30日 ガーネット・投げ出してはいけない/ペンタクルの8/リバース

内容的には昨日の引き続きといった感があり。

今くじけないように注意しましょう、というアドバイスに見えます。

疲労やストレスで限界を感じたり、目の前に霧がかかって意欲をなくしたり閉塞的な気分になりがちです。今の頑張りに疑問が生じたらすぐに誰かに相談したりが吉。不安は希望の芽を摘んでしまいますよ。

そして投げやりになったりしないよう、ここが踏ん張りどころです。

このようなときにオススメのパワーストーンはガーネット。

ガーネットはその紹介記事では「絆系」として描かれることが多いですが、なんのなんの、邪気の浄化とか疲労回復にも役立ちますよ。今回のカードでは、今とにかく頑張れるようにと「地道な努力の継続」を可能にする働きを活用します。このあたりのこと、意味辞典ではほとんど触れれはいませんけれど。

欲求・強制・抑制のさらなる考察

昨日は人がオバサンになる理由と文明、宗教について「欲求・強制・抑制」の観点で書きました。

そこで本日は、オバサンになったり文明崩壊させないための方策に少し触れてみます。

要するに「欲求・強制・抑制」という順序で悪くなるのはいわゆる螺旋状悪循環(らせんじょうあくじゅんかん)です。

欲求から強制に落ちると、ズルズルと抑制にまで落ちて死を迎えるということになります。

で、その悪循環にはまらないためには「欲求」で正しく踏みとどまることが必要になります。

では、欲求を満たすにはどうするか・・・創造より他にありません。

「欲求」とは裏を返せば「欠乏」です。

「欠乏」を解決するには必要な何かを作りださねばなりません。「創造」です。間違っても取り合いをしてはいけません。

これって地球に限定すれば人間以外にはあまりその活動はできませんね。人間をやっている特権です。(と言っても、人間がそれを十分にうまくやっているとは到底思えませんが)

しかしながらこの経済社会の中では「ゼロサム」という状態もあります。

ゼロサムとは合計するとゼロになるという意味で、誰かが得をすれば誰かが必ず損をするという市場の状態や取引形態です。これは単にババ抜きのような状態ですよ。

また、ゼロサムでなければ単に「ぶん取りあい」のような状態でしょう。(戦争はそうですよね)

それからさらに、略奪や搾取(さくしゅ)も創造的ではありません。私たちが大変安く買える生活用品は、実のところ誰かの劣悪な労働条件の上に成り立っていることもあるのです。これが搾取と言わずして何でしょう。世界に名だたる会社の製品が、実は誰かの不幸の上に成り立つというのは、もしかするとゼロサム以上にまずい状態です。(日本の労働条件というのも十分に問題ありです)

個人的には、現代の資本主義にはこれが多すぎないかと思えます。

また、マネーがマネーを生むというのもどうかと思えます。それも大型コンピューターの中でデジタルの数字が上がったり下がったりであって、実際にはそこに「創造」はありません。

本質的に「作り出す」「創造する」ということをしなければならないのです。ゼロサムや略奪、搾取ではいけません。略奪や搾取ではすでに螺旋状悪循環の次のステップである「強制」でしょう。そして「お前たちに渡す給料はこれだけである」という「抑制」がすでに現れています。そして文明は崩壊します。

明日が良い日になりますように。