「お知らせ」カテゴリーアーカイブ

セレニティアスからのお知らせ。

組み合わせるとうまく行く・2025年5月14日

甲州屋
いつも緑で清々しい甲州屋さん店舗

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

更新遅れ気味です。ジワリと取り戻します。

14日は技術的な相談で「甲州屋」さんを尋ねます。

自宅から昇仙峡方面へ15分。

■ 合わせ技で良い結果

セレニティアスでは製品の修理を引き受けています。

気に入った製品を長くお使いいただくことはセレとしても嬉しい限り。

そこで問題になるのがシルバー系のパーツの黒ずみ復活。

製品に使うチェーンや小さな飾りパーツなどですね。

黒ずんだシルバー製品
黒ずんだシルバー製品

これらの黒ずみ具合は、たまたまその製品のシルバー含有率と使う方の相性でかなりな差があります。

シルバーの黒ずみは、一応は「専用の除去用薬剤」が存在します。

しかしそれだけではうまく行かないこともあり。

この方式では限界ありか・・・

そこで、この薬剤処理と同時に「超音波洗浄機」を組み合わせたらどうだろうというアイディア。

甲州屋さんを訪ね、業務用の大型巨力超音波洗浄機で試させていただきました。

これがテキメン!

非常に効果的であることがわかりました。今後の修理系では役立つ技術の開発。

他、甲州屋(望月氏)には秘蔵の石を見せてもらったり、様々な話がはずみ楽しいひとときを。

後、そのままの勢いで金櫻神社の様子を見に。

桜の季節が終わり、緑の中に静かに佇む神社もおつなものです。


明日が良い日になりますように。

山梨県立科学館へ行く・2025年5月13日

イトカワ
小惑星イトカワの石 本物です!

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

本日は自宅からたった20分ほどのところにある「山梨県立科学館」へ。

つずら折れの道を走ったところにあるちょっとした山の上です。

■ みんなほとんど仲間かも

セレさんが元々興味津々。石です。

はやぶさ、はやぶさ2が小惑星「イトカワ」と「リュウグウ」から持ち帰った「石」。

これが山梨県立科学館へ来てました。

「石と言ってもねえ、特にイトカワのは粉みたいなもんだよ」

(実際、肉眼では見えないレベル)

展示場所に行くと、顕微鏡が用意されていて、モニターに映し出されていた画像は・・・

「ううむ、コナやな」(0.051mm)

一方、リュウグウの方は・・・

「ううむ、カケラやな」(2.27mm)

リュウグウ
小惑星リュウグウの石 本物です!

で、解説パネルを見ると・・・

「え、イトカワのサンプルにはカンラン石が含まれている」

カンラン石ってペリドットのことですぜ!

ペリドットは地球の地殻にも多量にある鉱物。

地球もイトカワもリュウグウも、ほとんど仲間やなー。

地球だけ生物がいて、何か特別感がありますが、いや、天体としては仲間。

そう言えば、宇宙空間にある天体たちは、どこかでぶつかったり、太陽のように核反応のようなことをしていたりですが、最終的には「鉄」(Fe)になるように収束するという話があり。

物質の最終形態は「鉄」かもなのです。

他、科学館の展示物は面白そうなもの多数。入り口付近には「フーコーの振り子」(地球の自転を実感できる)があったり、友次郎的には日を改めてじっくり見学したいと思いました。

しかし、自宅から近くにいろんな所があるなあ。


明日が良い日になりますように。

利点と欠点をうまく活かそう・2025年5月12日

ダイヤルが多いデジカメ
ダイヤルが多いデジカメ

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

更新が遅れました。

■ リアル vs バーチャル

製品の撮影に使っているデジカメ、かれこれ10年の使用。

はっきり言って調子が変。

このカメラ、冒頭画像のように各種調整用のダイヤルが露出しています。

ちょっとした設定変更が即座にできる便利さでこれを選んでいます。

他のカメラでは液晶パネル表示+選択ボタンにして「物理ダイヤル」を減らす傾向にあり。

こちらの形式では設定変更にワンアクションが多くなることが多いです。

(セッティングの変更でメニューに潜り込む必要があったりで)

これ、ある意味で「リアル vs バーチャル」

で、僕のこのカメラが調子悪いのは、モロに「物理ダイヤル」の問題。

どうも長年の使用で接触不良が起きています。

「接触不良」これってリアル物の「物理ダイヤル」の欠点。

スマホのように液晶画面で何かを選ぶという形式であれば、接触不良とは無縁。バーチャル物の勝利です。

しかし、リアルな物理ダイヤルは、今現在どんなセティングになっているか、パッと見て全体像を把握するには便利です。

また、物理ダイヤルが少ない方が、実は製造コストも低かったりするでしょう。

まあ、どちらが良いとかではなく、一長一短、適材適所ということです。

機能性、使い易さ、デザイン、コスト、流行、物を作るには考えることが多いです。

で、私たちが物を買うとき、その構造が本当に便利なのか、デザイン先行すぎやしないかなど、消費者側もよく考えたいものです。

まあ、大体は妥協点を探すことになりますか。


明日が良い日になりますように。

わかってしまうと楽になる・2025年5月11日

伊勢湾岸自動車道
いつ通ってもすごいな伊勢湾岸自動車道

こんにちは。スタッフ友次郎です。

友次郎の日記的書き込み。

5月10日は早朝から大阪行き。一泊して11日は半日かかって甲府に戻りました。

■ コミュニケーションvsミステリー

八ヶ岳
八ヶ岳が見えてきたぞ!

約40日ぶりに甲府-大阪間の車移動。

まあ慣れたと言えば慣れました。さすがに多少は時間がかかること以外に、端的に言って大した疲労はありません。

ところで、ある目的地への移動でその道程が全く未知なとき、その道のりはすごく遠くに感じませんか?

自分が移動している先々に、何が待っているのか皆目わからないというのはミステリーに身を投じている感じ。

知らない道を移動するのは「その終点」とか「進行度合い」が読めませんから。

ところが何度か同じルートを使って全体像を把握できると、ミステリーはなくなります。

わかってしまうと道の途中で「半分は来たな」とか「まだ100キロ先か」とか「そうそう、この景色が見えたらもう少し」という感覚も出てきて、言うなれば「空間の中に自分を位置付ける」ことができます。

これでミステリーは解消されます。

物事に右往左往してしまうのは、実のところ「空間の中に自分を位置付ける」ことができていないことに尽きます。

ちなみにですが・・・

「結界を張る」という操作がありますが、それができる人は「空間の中に自分を位置付ける」ができての話になります。

ところで、最初は知らなかった道でも何度も通ればミステリーが解消するわけですが、それは実はなんのことはない「コミュニケーション」の結果です。

自分自身でその道程を何度もなぞるのは、まさに道との(車などの移動手段を含む)コミュニケーションなわけです。

コミュニケーションの結果、ミステリーがなくなり、その空間の中でコミュニケーションの主体になることはすなわち「空間の中に自分を位置付ける」ことができているわけです。

コミュニケーションしているからこそ、その道の先は崖になっているのか、ちゃんと目的地に着くのかがわかり、ミステリーに悶々とすることがなくなります。

うまく行かない何か、苦手な何かは、実はそのこととコミュニケーションが取れていないでミステリーの中で色々と想像していることが多いです。

心配事や疑心暗鬼の正体がこのあたりにあります。

参考資料

理解の三角形


明日が良い日になりますように。