カーネリアン・自由を取り戻す・2024年2月15日
カーネリアンが出ています。
このストーンに求めるのは「協力的な関係強化」「プラス思考」「素直になる」。
カーネリアンは真実を見極めさせ、自己の力を十分発揮できるようにサポートするストーン。
主人の心から「怒り・イライラ等のマイナス感情」を吸収し「優しさ」というエネルギーを注いでくれますよ。真実を見るには平静な心が必要なのです。
また、素顔の自分を他人に見せることに対しての抵抗感を無理なく取り除いてくれるストーンですから、円満な人間関係を築きやすくなります。
■ カーネリアンと相性が良いストーン
・ピーターサイト(意味辞典に未記載)
仲間の心を束ねる力。自分の思う方向に進む。
(リンク先はピーターサイトイグニションブレスへのリンク。参考にどうぞ)
■カード:ワンドの3/リバース
これはリバースでも悪くはないですね。
前進を妨げていた問題が消え去ったり、不自由な状態からの解放を暗示します。
「ああすれば、こうすれば良かったかも」という後悔の念がよぎったとしても、自分自身の行動は間違っていなかったことが後になってわかるでしょう。
また、自分の本気度を試される出来事に出会う可能性がありますが、自分自身と仲間を信じて行動しましょう。
そうすることで事態は好転するはずです。
■ 京都の桜と信州の神々(第17話)
「姫」を回収できたか?
(タイトルは仮題 その16から続く実話)
「この池だ!姫はここにいる!」
とセレ。
救出作戦が始まろうとしていた。
とは言ってもよくわからないこともある。
そもそもがセレが手にしているローズクオーツには「諏訪湖の存在」がいる。
しかしセレの直感として、姫の依代(よりしろ)はこれしかない。
いやすでにそのローズクオーツが、姫らしい何かをその中に引き込もうとしている感触すらある。
これはむしろ、姫を思う「諏訪湖の存在」の意図なのか・・・
それに、姫がローズクオーツに入ったとして、そこで「諏訪湖の存在」と同居することになるのか?
これらのことがわからないままだが、もう人智の及ぶことでもなさげだ。
私たちは導かれるままに動いているだけ・・・
セレは『なるようになるだろう』と思った。
しかし、こちらでするべきこともある。
それは「変なおっさんM」の仕事である。
姫が池からローズクオーツに移動するその瞬間、魔が入らぬように、余計な者たちを「蹴散らす」必要があった。
これはしっかりしておかないと、姫は奴らにさらわれかねないのだ。
「余計な者たち」とは、「感情のレベル」が低い連中のこと。澱んだ水辺に多い。
ここは変なおっさんMが得意な「はちゃめちゃなエネルギー放出」が役立つ。
「じゃあ始める!」
とセレ。
変なおっさんMは、池の辺りに立って少しうつむき、そして「念」を込めている様子。エネルギー充填である。
Mからの合図を待つセレ。
「OK!」と変なおっさんM・・・
セレは、自分の腕にあるペイソン・レムリアン・クオーツを使い、池の水面から姫を収納するローズクオーツに向けて光の道を作った。
白い光線、そのような光の道である。
「今だ!」とセレ。
水面から、黒いエネルギー体がローズクオーツに向けて飛んできた。
姫に間違いない・・・
「へえ、黒いんだ、姫」
セレ曰く、姫は長い長い間「悲しみ」にいた。それが「黒」くなってしまった理由ではないかと。
「うまく行った!姫が来たよ!」
あっと言うまの出来事。
ことの前後、目に見える世界では何らの変化はない。
水をたたえた池の水面、陽光を反射してキラキラと輝き、さざなみを立てる風が心地よい。
昔々、この場所で起こったこと、姫がそこにいた理由を知る人はもう居ないのだろうな。
・・・
霧ヶ峰に行けば誰でもが見られる池のほとりでのことだった。セレニティアスの一行も、単なる観光客にしか見えないだろう。
「ふう・・・」
作業が終わり、変なおっさんMも力を抜いた。心なしかげっそり感あり。
「あ、あれれ?」とセレ。
「諏訪湖の存在はどこ行った?」
「え?あ?おや?」
(第18話へ続く)
明日が良い日になりますように。