ブラックスピネル・ちょっと厳しいけどがんばりどころ/ワンドの6/リバース

2015年8月26日 ブラックスピネル・ちょっと厳しいけどがんばりどころ/ワンドの6/リバース

昨日に続いている感じで今回も厳しいカード。

要点としては「とにかく乗り切る」しかなさそうです。

うまく行きませんね。「これはまずいかも」ということがそのまま起こったり裏切りにあったり。またもう少しで目的達成という寸前で諦めねばならなかったり。

壁は高く厚く、打開策が見えないままに途方にくれるかもしれません。

しかし、ここで屈しないでください!考えられるあらゆる作戦を講じて立ち向かいましょう。そうすることで突破口は開けるようです。

ゴールが見えない不安、思うように進めない不安に負けず、ここはふんばりどころです。全ての経験が自己成長の糧と受けとると道は開けます。

このようなときにオススメのパワーストーンはブラックスピネル(意味辞典に未記載)。

ブラックスピネルは古くから「魔除け石」と呼ばれていました。どんな困難にも立ち向かえる気力と情熱を授けてくれます。今よりも高いレベルに昇ろうとするとき、様々な方法で知恵をもらえますよ。

感情の段階、「陽気」の上には何がある?

今回はちょっと厳しいカードが出ています。こんなときのいつものやり方「ルーチンワークをとにかくこなそう」ということでは乗り切れそうにありません。

どうも今度ばかりは「手をつけてしまった方が良い」です。さしあたって自分にはコントロールできないような大きな動きの中では手も足も出ず「ルーチンワーク」で時間稼ぎもありでしょうが、差し迫った問題を無視することもできないならば、もう腹をくくって手を下します。

「ええい、もうこうなったら!」

これで良いと思います。この感覚、どなたもお持ちではないでしょうか。

さて、このときの感情はどうだったでしょうか?

陽気
強い興味
保守的
満足
退屈
敵対心
怒り
秘めた敵意
恐れ
同情
悲しみ
無気力

どれでもないような気がしませんか?

上に挙げた感情の段階は、どれも肉体的な反応を伴って描写することが可能ですよね。優秀な役者さんなら、台詞なしに表情や動作でこれらの感情全てを表現できそうです。

これらの感情は精神状態を端的に表してはいますが、上の陽気を通りこしたあたりからはもう肉体を超えたところの状態が存在しそうです。役者さんにはもうそれが表現できないレベルにある精神状態です。

ところで昨日はTVの中継で「世界陸上」を見ていましたが、競技の真っ最中であるという選手達の感情(精神状態)はどうだろうと想像できますか?これもどうやら上に挙げた感情の段階のどれでもなさそうです。競技者は肉体を極限状態にまで使ってはいますが、それはもう感情を表現などしていません。役者さんには彼らの精神状態を表現することは不可能でしょう。

競技者の精神状態、そして先に書きました「ええい、もうこうなったら!」などの感覚は、どうやら「感情の段階」の陽気を飛び抜けてかなり上の方に位置しているようです。

他には、アーティストの創造的な瞬間などもこれにあたります。それに加えるなら、純粋で強い信仰心のようなこともこの中に入るかもしれません。

もともと精神の重要な仕事はこれらのことだったのかもしれません。陽気から下の無気力に至る範囲で、は肉体を伴ったお仕事であってどちらかと言えば動物にもできている範疇のことでしょう。人間にはそれ以上のことができる能力が本来は備わっています。

そのはずです。

そうありたいです。

そうだとイイナ。

と、だんだん自信がなくなってしまいますが、多くの人が「感情の段階」のどれかあたりに滞留していて右往左往しすぎではないかと思えるのです。

ですから「ええい、もうこうなったら!」という感覚すらわかずに手をこまねいてしまいます。

さてさて、ちなみに「感情の段階」の陽気を通り越してどんどん昇ってその頂点にあるのは・・・

「完全なる静穏」

だそうです。

それじゃあ、座禅でも組んでみましょうか?

ああ、いやいや、普通の人が座禅を組んで得られる感情はせいぜい・・・

保守的、満足、退屈 あたりでしょうか?

明日が良い日でありますように。