2015年8月27日 アマゾナイト・助けてくださいと言ってみよう/ペンタクルの8/リバース
ううむ、相変わらず厳しいです。
というか、かなり限界のような感じになっていませんか?
またはとにかくがんばり続けては来たものの、もうストレスで手一杯になっていることはないでしょうか。
こんなことで目的にたどり着くのだろうか・・・そんな不安でいっぱいになり、もうこれでイイや、限界!と打げ出したい気分に。
「不安」これは感情の段階で言えばまあ「恐れ」の仲間でしょうか。生存性にかなり疑問符が付き、理解力も衰えた状態です。
しかし、ここでヤケを起こしてはいけません。投げ出す前に、信頼できる誰かに相談してみましょう。
この際は、問題の解決それ自体以前に「視点を変える」ということが重要かもしれません。何かいとぐちを発見できるかもです。
とにかく、取り組むことが大切です。逃げの姿勢になってはいけません。
さて、このようなときに助けになるパワーストーンはアマゾナイトです。
端的に書きまししょう。アマゾナイトは、あなたに「ゴールへの道のりを示してくれる」「心を支える」「心を強くしてくれる」です。これらのことは意味辞典のほうには触れられてはいませんが、アマゾナイトの主要な働きと思って間違いありません。(アマゾナイトは、実に多くの働きを持ったストーンですよ)
「助けてください」と言えるとき
昨日に引き続きという感じでしょうか。かなりどうしようもない雰囲気になっています。
しかし、ここで初志を忘れないこと。どんな方法でも良いですから「感情の段階」を上に引き上げてください。この際ですから陽気の更に上に飛び抜けてしまいましょう。こんなときこそそのように精神のパワーを使ってください。
しかしながら、かなりもうヘトヘトで、昨日のように「ええい、もうこうなったら!」という感覚もわかないかも。
こんなときには、上のカードの欄でも触れましたが「信頼できる誰か」に相談してみるのも良い方法ですよ。「ええい、もうこうなったら!あの人に相談してみよう」でもかまいません。
さて、ここである本を紹介しましょう。
「生きる技法」著者:安冨歩(やすとみ あゆむ)
初版2011年12月
この本の帯にはこう書いてありました。
「助けてください」と言えたとき、人は自立している。
(東大教授が、自分自身のために命がけで考えた)
これって不思議だと思いませんか?自立している人は他の人に助けなど求めはしないだろうというのが普通の考えかもしれませんが、この著者は真逆なことを書いています。これは誰しも心にひっかかる文章でしょう。
とりあえず以下に各章の見出しを列挙しましょう。
- 自立について
- 友達について
- 愛にについて
- 貨幣について
- 自由について
- 夢の実現について
- 自己嫌悪について
- 成長について
以上のタイトルだけを見ますといわゆる自己啓発本の種類に見えるかもしれませんが、実際はそうではありません。むしろ世の自己啓発本や軽薄でありがちなライフハック※は消し飛んでしまいそうです。
(※ライフハック:効率良く仕事をこなし、高い生産性を上げ、人生のクオリティを高めるための工夫。)
誰かの知恵を借りて視点を変える、そんなことのためには大変面白く読める内容だと思います。正直なところ、内容を理解しようとすると、本当に視点を変えることが必要そうですよ。なにせ「助けてください、と言えたとき、人は自立している」んですからね。
さて、こちら関西では大きめな台風がかすめて過ぎ去ったのち、朝夕の空気が秋っぽくなったような気がします。
秋の夜長、気分転換に読書などいかがでしょう。
もしも「生きる技法」にご興味がおありなら、以下の紀伊国屋さんのリンクに詳しい書評がありますのでご参照ください。安冨歩氏は他の書籍「原発危機と東大話法」で有名かもです。
明日が良い日でありますように。