アゲート類・振り出しに戻った感/愚者

2016年10月7日 アゲート類・振り出しに戻った感/愚者

おお、ここのところちょっと厳しめのカードが出ていましたが、そしてとうとう「振り出しに戻る」といった感じですね。

「愚者」のカードです。数字でいえばナンバー「0」。カード一組の最初にあるもの。

新しい世界を見たいなら、一歩飛び出すのもあり。

本心が導くままに行動して吉になる日。

あなたの前に道が広がっています。しようと思えば何でもできる。しなければ何も起こらない。これだけは確かですよ。

心機一転、再スタートといたしましょう。

このようなときにオススメのパワーストーンはアゲート類。

アゲート類全般の働きとして「自分の本心を知る」ということがあります。正直になって自分が本当はどうしたいのか?これを素直に受け取ることは意外に困難なのです。

ありのままを見ると「消えること」

最近このコラムで「ありのままに見るとそれが消える」ということを何度か書きました。

これ、非常にわかりにくいです。そこで今回はこれのたとえ話をしておきます。

病気と医師の話

ここに患者さんに人気がある医師がいるとしましょう。その医師の人気の理由は端的にいえば「患者さんの話をよく聞いてくれる」ということがあります。

まずそれだけで患者は安心なのです。そして患者が抱えている病気や怪我が治りやすいのです。これは不思議なことですが、同様な意見を持つ人は少なくないと思いますよ。

現在、都心部の人口過密地域の総合病院などでは、一時間待ちでも3分程度の診察ということが常態化しています。これでは担当医が患者の話を聞く時間などあるわけないですよね。

さて、患者の話をよく聞いてくれる医師は、患者から話を引き出すのが上手です。

医師の最初の質問、「どうされましたか?」から始まって、患者の話を遮らず、否定せず、そして患者の状態をできるだけ正確につかめるように、新しい質問をしてみたりです。その質問に対して患者は新しい観点で自分の病気に関して医師に報告し、これの繰り返しが行われます。

例えば医師は改めてこんな質問をするでしょう。

「あ、なるほどその痛み止めを飲んでみたわけですね、それからどうなりましたか?」

これに関してさらに患者はできるだけ正確に自分の状態を医師に伝えようとするでしょう。

「で、今現在も痛いわけですね。では今はどんな感じで痛みますか?」医師はまたそんな質問をするかもしれません。

このコミュニケーションで何が生まれているかといえば、患者自身が自分の具合の悪い部分やことについてできる限り詳しく見ようとすることです。

話を聞いてくれる医師の方が、実際に安心であり、話を聞いてくれただけで気分が少しはマシであり、そしてこの医師になら自分を任せてみよう(病気や怪我を治そう)という意思も強くなるでしょう。

そして実のところ、患者自身が自分の具合が悪い部分をきっちり見ようとするために、実際に病気や怪我が幾分かでも「消えてなくなる」という現象を起こしているのです。(100%消し去るにはその人自身の魂パワーが100%必要でしょうが)

話を聞く医師が、人を治す力を持っている理由とはまさにこれなんですよ。(でも実際には、患者自身が患部をよく見て「消している」のです)

わざと悲しい音楽を聴くこと

さて、もっと単純な例として「悲しいときに悲しい音楽を聞く」ということがあります。

これは決して俗に言う逆療法ではなく、悲しい音楽に触れ、自分に起こった悲しい瞬間を省みることで、そのありのままを観察し直すことから、その悲しみが「消えて無くなる」といいう現象です。これも100%ありのままに見るのはかなりの達人でないと無理でしょうが、幾分かは消し去る、言うなれば生活に支障がない程度には軽減されるはずです。

「あるがままに見ると、それは消えて無くなる」

よろしいでしょうか?

セレニティアスのフルオーダーでは「ありのままに見る」系のストーンが使われるケースが確かに多いですね。

PS:完全に消し去るのは難しいです。逆にいえば完璧に「あるがままに見る」というのは簡単なことではありません。

しかし「ほとんど影響を受けなくなる」というレベルであれば多くの方が到達可能です。

明日が良い日でありますように。