アメジスト・冷静に善悪を見る・2021年12月9日
アメジストが出ています。
このストーンに求めるのは「善悪の区別をつける」「冷静な判断力」「控えめな態度」。
お馴染みの「冷静になる」ストーンです。
とにかく、あれやこれやの混乱があるとき、落ち着くのが最善策。ならばアメジストが最適です。
応用編として、ノリノリになって気分がハイすぎる時にも正しい判断ができませんから、物事を正確に見ようとするなら役に立つのがアメジストです。
■アメジストと相性が良いストーン
洞察力を高める働きを持ちます。アメジストで冷静になったらプラチナルチルです。
■カード:悪魔/リバース
これは正位置/リバース共に要注意。
現実に直面することを避けていたり、間違ったことをしている可能性を感じていながらもそれをほおっておいて無責任な行動をとりがち。
また、それが悪いこととわかっていれば正すこともできるのですが、悪いことと気づいていない時には正すこともできず。
このことは日常的な細かい部分にも働いていますよ。
相手のことを思ってしていることが、実は相手のサバイバルをくじいていたりが起こりがちです。
とにかく強引な方法でことを進めようとするのは間違いのもと。
また、自分自身ではぬるま湯から抜け出せずにズルズルと現状に満足しようとしています。
要注意です。
■ 善悪と心、精神
神様でもなければ、それが本当に善なのか悪なのか、判断するのは難しいです。
現実には、善悪はスケール上の問題であり、絶対的な善や悪は存在しないようです。
要するに善も悪も程度の問題と言えます。
が、ものを知れば知るほど、よりマシなことをできるようにはなります。
例えば現代人の知識と知恵は、江戸時代の人よりもよほど多く、善を行うためのより正確な判断材料を持っているでしょう。
その知識と知恵は時代時代の習慣風俗を乗り越えることもできるでしょう。
ま、そこでかなり希望的なことを書きますと「精神」としては「善」というか、倫理をかなりわかってはいるようですが「心」の部分で「悪」がうごめく感じがあります。
そして心の悪はかなりな部分で「反応的」に働いているようです。
そこで、この心の働きを制御できるのは「精神」であり、いつも精神を鍛えておく必要があるように思われます。
俗に「魔が差す」と言って、うっかりと悪事をしてしまうことがあります。これは心の反応を精神が統御できない状態ではないかと思われます。
さて、そこでできる限りの「善」を行うには、心がけて知識や知恵を入れること。
そして前回にも書きましたが「心」の上に位置する「精神」で心を見て制御することにつきます。
それから、どうやら「精神」の方は元々はかなり完全な倫理観を持っているようです。
が、その倫理観を使うか使わないかと言う責任を負っているのも精神のようです。
自分が良いことをしているのか、悪いことをしているのかは、実は精神はお見通しのようですよ。
で、もしも悪いことをしていることがわかっているなら、それを自分で止めさせようとする作用が働くようです。
それがどんな形で現れるか、それは様々なケースで存在します。
ことによっては「自滅」です。その自滅により悪事が止まりますから。
悪事は、直接、関節にその人自体のサバイバルを止める方向にしか働きません。
- 個人が悪いことをするとその人が自滅する
- グループが悪いことをするとそのグループが自滅する
- 人類が悪いことをすれば人類が自滅する
明日が良い日になりますように。(なかなかならんわ)