ムーンストーン・パワーの使い方注意・2021年12月8日
ムーンストーンが出ています。
このストーンに求めるのは「心の弱さを克服する」「自分に向き合う」。
ムーンストーンは「自己との対話」に役立つストーンとして取り上げます。
ただし、内向し過ぎはかえってマイナスになることもあり注意が必要。
まずは客観的に自分を知りましょう。
そして不要なものを手放しましょう。
続きは今回のコラム部分をご参照ください。
■ムーンストーンと相性が良いストーン
本来の、あるべき自分に帰れるストーン。
■カード:力(ちから)/リバース
要注意なカード。
力、そして精神面でのコントロール、が難しくなっています。
権威に屈したり、逆に自分の立場を使って高圧的に物事に接し、力ずくな状態になりやすくなっています。
権威に屈するのは自分自身の努力や信念に基づかない行動としてかなり卑怯な状態にさえあります。
自分自身の権威や、権威をかさにきた高圧的な態度は、周囲から反感を買って結局は自分を滅ぼすことになりかねません。
いずれにしても、逃げとか自分では何も変えられないという思い込みが元になっています。
パワーの乱用と、パワーを使わない怠慢に注意です。
■ 自分との対話って何?
今回はちょっとややこしい話。
ムーンストーンの働きの中に「自己との対話」があります。
まあ、自問自答という言い方で自分と対話できるようには思えます。
が、少し詳しくみてみます。
まずは「心」と精神を分けて考えることをしてみてください。
多くの場合、心と精神がごっちゃに扱われている感じがありますが、ここでは分けます。
ここで「精神」とはあなた自体の本体であって、心のさらに上にあって心をも制御しているもの。
で、更に心の下に「肉体」があると想定します。(下の図解の通り)
精神
↓
心
↓
肉体
これがある意味で、精神・心・肉体の関係から「人間の構造」を示します。
これらがどんな関係にあるかといえば、例えば・・・
肉体がお風呂に入ります
↓
「気持ちいい」とか「ちょっと熱い」ということを心が感じます。
↓
精神はその心の反応を見て、更に湯船にいるか、出るかを判断します。
まあ、シンプルな反応であれば心と肉体の間だけで行動が完結することもあります。しかし最終判断は精神です。精神は全てを統制しています。
しかしながら、多くの場合、心のレベルだけで何かを判断しようとして堂々巡り、反応を制御できなくて苦労するわけです。
心を心で持って統制することはできません。心だけで自問自答していてはうまくいきません。
そこで自分自身の本体を「心の塊+肉体」でなく、そのもう一つ上の「精神」である、という事実を取り戻してみましょう。
「そんなことできるんかいっ!?」と思われるかもです。
できます。本当ですよ。
そうするのもしないのも、心でなく精神の仕事です。
明日が良い日になりますように。(なかなかならんわ)