トルマリン・大切な判断はあとで・2019年10月10日
トルマリンが出ています。
トルマリンに求めるのは「公平さ」。
トルマリンとひと口に言っても様々なカラーのものがありますよね。これは含まれる鉱物の違いにより、色によって様々な呼び名がついています。(働きの特徴も微妙に異なります)
「公平さ」は特にグリーントルマリン(ベルテライト)に求めることができます。
人に対して分け隔てや偏見なく、正しい判断に基づいて対応することができるでしょう。
そして実際のところ、公平でいるには「正しい判断」が元にあるわけで、正しい判断のためには感情のレベルが低くあることがないように、癒し系の働きを発揮しています。
カード:ソードの王/リバース
ちょっと注意が必要なカードですね。
基本的に状況は良くないのです。が、そこに持ってきて無責任な行動に走りやすい傾向にあります。
人に対して権力をかざして横暴になったりしないように注意です。(ハラスメント系ですね)
ところが何せ王様ですから相談する相手もなし。
色々な情報が入っては来ますがそれに振り回されやすい傾向も。
ここはちょっと静かにしていて大切な判断は先送りにするのが吉。
人に対して冷静に公平さだけ気をつけて過ごしてください。
悪いアウトフローはもちろん悪い
これまでに「インフロー悪者説」を多く書いてきました。
しかし実際には「悪いアウトフロー」も存在します。
これは簡単なことで、周囲の環境や人々の生存を妨げるアウトフローです。
例えばハラスメント(これアウトフローでしょ、わかりますね)、これは当然ダメ。
大規模なアウトフローとして原発が放射性物質を垂れ流す。これはもちろんダメ。
どちらも環境や人の生存を妨げますよね。
(ここで生存の多重円を見直してくださいね)
こうして見ると、アウトフローというのは良し悪しに関わらず同時に外に対して責任を伴うことがわかります。
逆に言えば、責任を負いたくない度合いに応じて引きこもり、インフローだけが増えるということになっていますよ。
自らの生存の可能性を上げるアウトフローは、その責任を負える度合と同等です。
国の責任とアウトフロー
ここ20年ほど、日本という国は国民に対してアウトフローが減っています。
これってある時の総理が言い出した「自己責任」に端を発していることがあります。
国が国民に向かって「自己責任だ」と言うことは、国は国民に対して責任を負いません、と言っているのと同等。
その上に、公共事業をどんどん民営化してきました。国の責任を国自ら減じているわけです。
そうなると、国が国民に対して行うアウトフローが減るのです。(そして内向化していきます)
その結果、何が起こったか?
他の諸外国に比べて経済成長しなくなりました。
すなわち国とそこにいる人々の生存性がダウンしています。
アウトフローと責任の関係、そして生存性の関連がわかる話です。
明日が良い日になりますように。