モルガナイト・手放せるチャンス・ 2018年4月4日
今回はモルガナイトを紹介。(意味辞典に未記載)
モルガナイトの意味として取り上げるのは「不要なもの(悪い記憶を含む)を手放し前に進む力に変える」です。
だいたい、ことをまずくするのは「執着心」や「こだわり」。
そしてその根底にあるのは「恐怖」。かなりマシな状態として「保守的」に収まっている状態でしょう。
執着やこだわりは、何かを「しないでおく」ための動機として使われることも多いのです。
何かをしない理由として「それは怖い」、そして保守的な状態として「新しいことはお断り」ということになります。
さてさて、カードは「カップの6/リバース」と出ています。
このカードは良し悪しで言えばリバースで良い状態と言えます。
どうやら、無用な執着を捨てて前進するときが来ているようですよ。
「もうこれ以上はどうしようもないんじゃないか」
「あのときのことが悔やまれる」
このような感覚を捨てられるというタイミングです。そして未来への一歩を踏み出せそうですよ。
そこでモルガナイトはそんなあなたの前進を推し進めるために選択しています。
モルガナイトはどちらかと言えば人間関係に有用でしょう。例えば、自分を認められなかったという悔しい思いとか、人の顔色をうかがってばかりで自分自身のことを後回しにして来た人には最適です。
タフなことこそやってみる
前回のコラムではコントロールすること/しないことを題材に、一見は消極的とも思える考えや行動が正しいこともある、という話。
今回はちょっとアクティブ系な話題をひとつ。
何かに取り組みかけ、中を開けてみると「いやぁー、思ったより難しいかも」ということってありますよね。
できそうだと思って引き受けたら、それは聞いていたよりもよほどタフな内容だったとか。
こんなときの行動パターンとしておすすめするのは「その難しいと思われるゴールよりもさらに向こうの難しいゴール」を再設定すること。
多くの場合、難しさを悟ったら、ゴールをもっと手前に改めて設定しがちです。これならできるかも、できるだろう、というところにです。
今までの人生で何度この決断をして来たことでしょう。
そうした結果何が起こるかと言えば、手前に設定したゴールの更に手前で挫折することです。「これならできる」と思ったところまで到達しません。
不思議なことに、これは起こりやすいです。
タフな状況を避けようと、処理する範囲を狭めると、それすら処理できなくなるのです。これ、なぜか本当ですよ。
これ、理屈は簡単。
できなかったら、処理範囲を半分に、あ、できない、そこでまた処理範囲を更に半分に・・・
これを繰り返すと無限に「ゼロ」に近づくのですよ。結果、何もできません。
逆に、これはタフな状況だと思ったならもっとタフなことに取り組む覚悟をしてしまいましょう。そうすると不思議なことに最初の目標地点は簡単に超えてしまいます。
あいにくですが、これは事実のようです。
対象がタフだと感じたら、その処理範囲を倍くらいに見積って取り組みましょう。
どんどん能力がアップすることを請け合います。
そもそも「できないかも」は無用な執着やこだわりから出て来ます。その根本にあるのは恐怖と保守的な考えです。
だからモルガナイトをお勧めしたいわけです。
モルガナイトは、明確な理由や意味のない不安感を解消し「私は今のままでいいんだ」という自己認識力を強化し、自分の存在理由を支持してくれます。
明日が良い日でありますように。