ジェダイト・変化の波がやってくる・ 2018年1月23日
ううむ、まあ良しなカードとしましょう。
「隠者」です。
それに対応するパワーストーンとしてはジェダイト(Jadeite)を紹介しましよう。(ジェダイト:硬玉翡翠)
ジェダイトが意味するところは「心と精神の融合・自己成長・落ち着き」このあたり、意味辞典の方ではほとんど触れていませんね。
さて、これまでに散々ジタバタしてきたかもしれません。
努力だ!力だ!リーダーシップ、自分との対話、やり過ごせ!とか、そりゃもう色々やってきました。
果たして、こんなで良いのだろうか?・・・ふと疑問がよぎります。
色々やってきたその結果、今の状態があるのだけれど、何か間違ってないか?
自分が求めているのは本当は何なんだ?
このような悩みが頭をもたげているかもです。
しかし、隠者のカードが象徴するのはそんな悩みに一筋の明かり。
どうやら、新しい気づきの前触れです。
今の悩みは新しく変化するための内省的な期間のようです。
もうすぐ新しい波がやってきそうですよ。
ジェダイト・心と精神
このコラムでは話題の中心にいつも「心」と「精神」があります。
少し前に、人間を機能的に「身体・心・精神」の三部門に分けて考えることを書きました。
今回の記事ではジェダイトの働きとして「心と精神の融合」と書いていますが、実際に溶け合うのでなく、正確に記せば「心と精神がおり合いをつける」だと思えます。
ただし、おり合いをつけると言っても、心それ自体には何かを考える能力はありません。心の機能は、あくまで外界の情報を感じて精神に伝えることです。
例えば、心が激しく暴れたとしたら、精神が上手になだめることができます。
ただし精神が心に無理強いすれば、心が壊れることもありうるので、そここな余裕を持った扱いが肝心となるでしょう。
そういう意味で「おり合いをつける」と書きました。とにかく、精神は心を統制する役割を負っています。
さて、ジェダイトの意味・効果についてごく普通に書けば「落ち着きを持たせる」ですね。
これ、まさに「心と精神のおり合い」です。
困っているとき、悩んでいるときというのは要するに「心が動揺している」ことです。
心は単に反応しかせず単独で考えることはしません。それをなだめられるのは「精神」だけですね。
心をなだめた後、それじゃあどうしよう?ということを考え、行動を起こす原動力も精神です。
今回は「隠者」のカードが出ているがごとく、悩みを超えて新しい地平線に歩み出ようということです。
それができるのは精神です。心でも身体でもありません。
明日が良い日でありますように。