ムーンストーン・自分の声を聞こう/ペンタクルの4・ 2018年1月10日
一応、良いカードでしょう。
物質面での充足の暗示はあります。
で、とりあえず「安定を求めている姿勢」を示唆しているのは確か。
安定の時間を十分に味わっているところに突然舞い込む冒険の話。
気分は半分半分。
「どうしたらベストなのか?」これは自分だけが知っていること。
ここは人の意見よりも自分の心の声を大切にしたいところ。
ここで紹介したいパワーストーンはムーンストーン。
その意味は単刀直入に「本心との対話」。
ムーンストーンはどちらかと言えば女性が使いやすい効果が謳われているパワーストーンですが、実際には、男女に関係なく「自分を知る」意味で活用したいですね。
自分の声を聞くことの意味
意味辞典のムーンストーンのコーナーに「自分の声を聞く」ことに関してあまり触れてはいませんね。
ムーンストーンが「自分の声を聞く」ことに関して役立つとしても、これはそんなに簡単なことではなく、説明も難しいと思います。
でも、以下に一般には言われていない角度から考えてみます。
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多くの方が「自分は本当は何がしたいのか?」と悩むことがあります。
本心と違ったことを言ってしまう、ということがあるかもしれません。
ここで「人生はゲームの構造をしている」ことを思い出して欲しいのですが、自分がゲームの駒の役なのではなく、ゲームを盤上から見ているプレーヤーだということを忘れてはいけません。
将棋かチェスの駒は、いつでも自分が生き残ることを目指しているでしょう。
しかし、ゲーム盤を上から見ているプレーヤーは、ある駒を捨てても王様を取るという作戦をするものです。
そのゲームで「本当は何をしたいのか?」
の部分は「相手の王様を取る」が来ますよね。「どの駒も絶対に殺させない」がゴールではありません。
自分の本心が見えないときは、このゴールの見定めが間違っていることがあります。
自分がゲームの駒としか見られないときは「死んではいけない」がゴールなのですが、それがゲーム全体としては間違った判断です。
王様を取るために、ある駒を相手に取らせる作戦を取ることがあります。ここで本心とそうでないことをごっちゃにしてはなりません。
自分の声を聞くときには、元々のゲームのゴールを取るために役立っていることか、そうでないかを見定めましょう。
駒としての立場の戦いしか目に入らないとき、本心を見誤りますよ。
それからもうひとつ。
本心というのはいつでも決定できることです。決定があってこその本心です。
決定しあぐねている人は、自分の行動、思考に対しての責任が取れない、取りたくないという裏返しが多いです。
ですから、責任を負いたくない人は余計に「本心が」わからなくなります。元から自分が決めたゴールがないからです。
ムーンストーンは、自分が本当は何がしたいのか、見定めるのに役立ちます。その心は「ゴールの明確化」。そしてその結果において責任を持ち得ること。
明日が良い日でありますように。