2017年9月13日 ソーダライト・作った心配をやめよう/法王
アドバイス色が強いカードです。なんとなく前回の延長といった感じもあり。
感じている不安に根拠があるでしょうか?(多分ありません)
想像上の不安に怯えるのは意味がありませんよ。それどころか百害あって一利なしでしょう。
これまでの選択が間違っていないだろうかなど、ちょっと不安に感じることがあるかもしれません。
しかしながら、過去の選択はすでに終わっており、見なければならないのは現在と未来ですよ。
頭で考えるよりも直感を働かせて行動しましょう。
ただし、冒険は控えるように。年長者の意見や常識に従っている方が吉のようです。
このようなときにオススメのパワーストーンはソーダライト。
ソーダライトに求めるのは「架空の不安感の払拭」。不安感・恐怖心などを取り除き、精神的な混乱状態を安定させます。と同時に冷静な思考回路と判断力を強化し、今やるべき事にだけ神経を集中し、力を注ぐように促してくれるストーンです。
過去の出来事に似たさらに過去の出来事について(その2)
前回の続きになります。
囚われている過去の出来事、実はもっと前のどこか似た出来事に原因がある、ということを書きました。
今回はその例を示しておきましょう。
例えば、泳げない人がいるとします。
彼は水が怖いのです。そして自分なりにその理由として、ある日「溺れかけたこと」があってそれが原因で水が怖くなり、それ以来泳げなくなったと思っています。
しかしその「溺れかけた」という出来事のもっと前にはそれと「似たような」出来事がありました。
それは幼児の頃に親にお風呂に入れられたとき、親がうっかり手を滑らせて完全に沈んでしまい、たくさん水を飲んでしまい、咳き込んで苦しんだという出来事。そのとき、親もたいそう慌てていたようです。彼自身はこれを忘れていて、常識的にも「年齢的に覚えているはずがない」とされています。(が、実際には記憶にあっても思い出せないだけ)
しかしながらそれより先にさらに似たような出来事が・・・
彼が生まれるとき、突然「空気呼吸」しなければならなかった瞬間がありました。生まれて初めての空気呼吸がそんなに簡単であるはずがありません。彼はなかなか「おぎゃぁ」ということができなかったわけです。周囲の人はかなり慌てている様子です。彼にとっては呼吸できないことに加えて周囲の慌てている様子が非常に強く恐怖体験として残りました。(もちろん、これも記憶にはあっても思い出せないだけ)
以上は例えですが、このように似た出来事が関連し、水とか呼吸とかにまつわる恐怖体験がごちゃまぜになることがあるのです。
これらの記憶は思い出せはしなくても、現時点の彼に力を持っているのは確かです。
他に、何かを失う喪失感とか、試験に落ちて失敗するがっかり感など似たような出来事は関連付けられて記憶されます。
ただ、誰もがこれらの出来事でトラウマができるわけではありません。
また、トラウマができたとしても誰もがそれの影響を受けるわけではありません。
ここで言えるひとつの秘訣ですが、現時点で目の前にあることに忙しくしている人はトラウマがあったとしてもそれを乗り越えやすいのは確かです。
明日が良い日でありますように。