2017年4月7日 アイオライト・直感と経験則のアドバイスをバランスしよう/法王
はいはい、良し悪しよりもアドバイス傾向の強いカードだと思います。
ある意味の分岐点にいる感じ。そしてこれまでの歩みを振り返って「これで良かったのかな」と少し不安に駆られているかも。
しかしながら、その心配は無用。「選択しなかった何か」に関しては検証のしようがありませんから、くよくよするだけムダというものです。
いつも必ず、選択する主体は自分自身しかありません。
ただし、この時期は無謀な冒険は止めておきましょう。自分の直感を信じつつも、自分より知識や経験が多い人からの助言を参考にすると吉。
このようなときにオススメのパワーストーンはアイオライト。
アイオライトに求めるのは「論理的な思考」。自分の直感は大切なのですが、経験者のアドバイスを聞くときには論理に基づいて判断することも必要。これらのアドバイスそのままで自分に適用できるかどうかは別問題。アイオライトが持つ「人生の羅針盤」という意味は、実のところ、論理的な思考ができることそのものです。(このあたり、意味辞典にあまり触れていませんね)
失敗を繰り返す理由その2
前回のコラムでは「失敗を繰り返す理由」について家庭内の個人的な小さな話を書きました。そこで今回は「大きなレベル」の話について書いておきます。
さて、国というのもときに間違い(罪、失敗)を犯します。ことによっては大失敗します。
その大失敗に対し、国がそれにきっちりと向き合い、「いつ、どこで、何を、どうしたら、どうなったか?」をきっちり検証し、その前にあった混乱について調べることをしないと、同じ過ちを必ず繰り返します。バカバカしいようですが、ギョウザ焼きの失敗(昨日のコラム)を繰り返すのと何も変わらないメカニズムです。
さて、国が過去の失敗に向き合えない場合、何が起こるのかと言えば、その「失敗の正当化」です。
その正当化の一つが、自国を含めて多くの国で合意されてきた「戦争の歴史」について改めて不同意し「私たちは悪くなかった」と言い張ることです。これを社会では「歴史修正主義」と呼んだりしています。
「私たちは悪くなかった」
これは今、現に日本の社会で声高に叫ばれていますよ。もちろん、新しく発掘されたデータをもとに、より正しく歴史を認識することは必要ですが、「過去の誤りを正当化」するために都合の良いことばかりを集めるのは間違いでしょう。
そして、自分たちを正当化するために「動機を探し」、そして声高に自分以外の誰かが悪い、と叫んで回るようになります。
さてさて、そうこうしている内に何が起こるか??
答えは簡単です。正当化のために同じ間違いを繰り返します。
同じ繰り返し・・また戦争をする、そういうことになりますよ。
↑断言!
そうなるのは過去の過ちに完全には向き合えていないからです。仕組みはギョウザ焼きの失敗と同じです。
明日が良い日でありますように。