ブロンザイト・決定が迫られるとき/ソードの2

2017年2月2日 ブロンザイト・決定が迫られるとき/ソードの2

これは良し悪しで言うよりもアドバイス系のカードと見て良いでしょう。

決断しなくてはならないのにあれこれと迷って心がグラグラしやすい状態にあるかもしれません。

こんなときに誰かが背中を押してくれればそちらの方へ行けるだろうにと思ってみたりもしているでしょう。これは実際のところ受け身の姿勢ですからあまり褒められたことではありません。

しかし実際には自分自身の本心ではすでに決定が下されているはず。

誰かからのアドバイスや偶然を待っているより「自分の本心」に向き合うことが大切。自分の言動を自分で決定する方が、全体としてはよほど良い状態でいることができます。

誰かの決定を待つことは自分で自由を放棄しているのと同じです。

このようなときにオススメのパワーストーンはブロンザイト(意味辞典に未記載)。

ブロンザイトに求めるのは「自分を知る旅のナビゲート」。基本的な性質として癒し系でもあります。自分が何をしたいのか、考えてみたり記憶を辿るうちに感情が揺れ動くという人には特におすすめです。長い長い記憶のトラックにアクセスするとき、道を踏み外さないようにナビゲートしてくれるでしょう。(ブロンザイトの働きの理論をしっかり説明するにはスペースが不足です)

決定の指標になること

人生や仕事の中で、誰でも必ずや難しい決定を迫られることがあります。

「あちらが立てばこちらが立たず」とう具合で、どうすれば最も良いのか妥協点を探るしかないといった決定も多いはず。

そして、その決定が「バカなこと」な場合、それが「罪」として罰せられられるということになるわけです。

そこで参考になるのが「生存の多重円」です。

生存の多重円(生存の包含関係)

自分の決定の正しさを判定するとき、生存の多重円でできるだけ多くのレベルに対して害をなさないことが「良い決定」と言えます。

逆に、その決定が多重円のうちの多くのレベルに害をなすものが罪となります。

もちろん、この多重円の中心には自分自身が存在します。

こうした観点での決定を「全体決定」ということがあります。

しかしできるだけ正しく全体決定をするには「知識」の蓄積が必要になるでしょう。

例えば、工場の廃棄物をどこに捨てるか決定しなければならない立場にいる人が、その廃棄物が環境や生き物に対する影響について何の知識もなければ、それはひどいことが起こるでしょう。

そして巡り巡って自分の生存をも脅かすことになります。

できるだけ妥協点の高い決定を下せるように、常日頃から広く知識を持つことが求められます。

最も自分に近い決定として、人生の決定がありますが、これも知識を得ることで大きく異なったことになるでしょう。少し前にも書きましたが、単に歳を取るだけではその知識は増えません。常に勉強していることが必要ですね。

明日が良い日でありますように。