2016年8月22日 レインボーオブシディアン・変化の前触れ/運命の輪/リバース
突然の「変化」に焦らないように。
このカードが出たら、それが正位置でも逆位置でもとにかく「変化」がキーワードになります。
今回のように逆位置(リバース)の場合、あてにしていたことがうまく行かなかったり、恐れていたことが起こったりと災難が降りかかるかもです。
もしそうなってしまったときには、それを招いた原因をよく考えてみましょう。
逆に、現在が逆境にある人は、運命の輪が回り、諦めていたことが動きだす可能性も。
そして物事を長いスパンで考えることを忘れないように。ひとつずつをクリアしていけばきっとうまく乗り越えられます。
このようなときにオススメのパワーストーンはレインボーオブシディアン。
レインボーオブシディアンに求めるのは物事に優先順位をつけて実行できる能力の強化。そのために現実を正しく認識することや優柔不断さをセーブすることを手伝ってくれるわけです。
「視点」についての続編(過去・現在・未来)
8月17日のコラムではちょっとした実験として「視点」に関する記事を書きました。
今回の記事はその続編として、「視点」と過去、現在、未来の関係について書いておきましょう。「視点」というのは意外に大切なものですよ。
前回の「視点」の記事では、現時点において部屋の二つの隅を見ることを例にとって「視点」の存在について述べていますね。
心配性な人がしていることは・・
さて、ところで世の中には「心配性」な人がいます。また、普段は心配性でなくとも、重大なことが起こったときには一気に「心配性」になる人もいます。
「〜〜になったらどうしよう」という心配です。
この心配性な人はどこを見ているかといえば「未来」ですね。「未来」に起こるかも知れない「良からぬこと」を想像しているわけです。
ではここで、心配性な人が気にしている未来における「視点」を考えてみましょう。
いえ「考えてみましょう」と言ってはみたものの、現時点にいながらにして未来に視点を持つことは不可能です。未来をモックアップすることは可能かもしれませんが、視点そのものを未来に置くことは不可能です。
「視点」はそもそもが現在にしか置けません。誰にも未来には視点を置けません。
現時点において部屋の二カ所の隅を見てその空間を確認し、自分自身にその視点があることを理解することはできますが、未来のある時刻における視点は、あくまでも「予想」の範囲にあります。
そして、未来を憂う心配性な人が何をしているのかといえば、現時点においての物事に直面できない状態なのです。
未来が異様に心配な人が取っている行動は、現時点にうずくまって震えているだけです。それはすなわち「現時点」に対して行動を起こせないということです。
「〜〜が心配で〜〜が手につかない」という状態ですね。
現時点に直面できない人は、現時点で「視点」を持つことができません。(むしろ現時点に視点がないから現時点に直面できないですね)
現時点に直面する最初の方法は、現時点において「視点」を持ち、少なくともその空間に自分がいることを意識できることです。(例えていえば部屋の二つ以上の隅を見ることができるということ)
さて、そして現時点において、うずくまって何もできない心配性な人がすることは、「過去には持っていたかもしれない」視点を探しに行くことです。そうして過去の何かを探しに行ってしまいます。
その結果、その人は過去に囚われるようになります。
そもそもが、その心配性による反応が「過去の体験」によってもたらされるわけです。
以上、人が過去によって影響を受けるメカニズムの根本原理を記しました。
ね、「視点」って大切ですよ。
そして最後に要点だけ書いておきます。
過去に囚われる根本原理は・・
「現時点に直面するだけの視点を持っていない」
そして・・
「心配性の人は未来を気にするあまり、過去を見に行っている」
明日が良い日になりますように。
追伸:
現時点において「視点」を持っていないということは、ほとんどその人は「そこにいない」と同じです。じゃあどこに・・・「過去」にいます。