ハイパーシーン・周囲の幸福に目を向けよう/ペンタクルの4/リバース

ハイパーシーン(Hypersthene)
ハイパーシーン(Hypersthene)

2016年2月15日 ハイパーシーン・周囲の幸福に目を向けよう/ペンタクルの4/リバース

ちょっと注意なカードが出ていますね。

良かれと思ってしていたことが裏目に出たり、合理的な判断を推し進めたつもりでも事態の悪化を招いたりという暗示があります。

まずは姑息な考えを捨て、今の環境を大切にする方が無難。

このまま頑なに押し進めようとすれば周囲の反感を買ったり、パートナーシップにヒビが入る可能性も。

今は、とりあえず下手な考えをせずに、周囲の幸福について目を向けてみようではありませんか。

このようなときにオススメのパワーストーンはハイパーシーン(意味辞典に未記載)。

このストーンは持ち主が自分を律する能力を回復させます。そして誠実にことに当たれるよう応援してくれるでしょう。働きの中核には過去の悪感情を処理することがあり、これによって現在起こる不安を取り除きます。自分を律することができなかったり、間違った道に進む理由の大きな部分は倫理観の低下や過去の間違ったデータの扱いからくる判断ミスなのです。

物質になりたいかぁ〜!?

前回のコラムで「まず自分は何者で、何をしようとしているのか」を自分で決定しましょう・・・と書きました。

しかし正直書けば、「自分は何者か」という部分ですでに失敗するケースが多いのです。

実のところ「自分は何者か?」とい問いに対する唯一の答えが決まっています。

正しい答えは「私」です。

そしてさらに、「私がいる」ということへの意識がかなり大切になります。

私は「何か」ではなくてとにかくそこに「いる」ということがスタートでありゴールです。

しかしながら、多くのケースでは自分自身が「何か」になっていることによって自分自身が「無」にならずに済むように「何か」にしがみついています。

例えば「自分の名前」です。「肩書き」です。そして「肉体」です。名前や肩書きや肉体がなければ自分自身がそこにいることを確認できないのであれば、それは十分に良くない事態です。

そして名前や肩書きによってあなた自身が起因にならずに受け身にされていることがお分かりになるでしょうか。

そして自分自身で「私は何か」を求めるあまり、結局のところ自分自身をどんどん受け身にしていくことになるわけです。究極の受け身とは、物質化です。

明日が良い日になりますように。