2017年7月10日 スモーキークオーツ・自分の心に訊いてみよう/女教皇
今回はアドバス色の強いカードです。
正しい道を歩みたい、そういう思いが強いかもです。心の奥にあって、日常で普通にしていても知れられない自分の真実に目を向けてみることが大切。
ときとして、それは気に入らない現実になることもありますが、事実を捻じ曲げることなく「見る」ことが大切。
深層心理を無理に探すことなく、いつも通りのルーチンワークの中に、求めている答えがあるのかも。
いつも自分の行動をじっくり振り返ってみましょう。
それからこの時期は特に仲間を大切にすると吉。
このようなときにオススメのパワーストーンはスモーキークオーツ。
スモーキークオーツに求めるのは「自分の姿を見つめる精神力」。よく言われる働きとして「安眠」がありますが、その人が普段は隠している(または忘れようとしている、または無意識下にあって意識できない)「恐怖、壁と感じているもの」を明確にさせ、その結果としての「安堵」が安眠をもたらしていると考えてよいでしょう。
過去への反応の仕方(その種類)
このコラムでは過去の出来事が現在に影響する話を書いてきましたが、今回は少し論理的に攻めてみましょう。
まず「誰かが誰か(または物体)に何かをする」ということを分類しますと・・
- 自分が自分に
- 自分が誰か(何か)に
- 誰か(何か)が自分に
- 誰か(何か)が誰か(何か)に
以上のような4パターンがあります。
今回は少し解りにくい例として4)のパターンを詳しく見ます。
4.のパターンは「誰かが誰かに何かしている」という場面を自分が見ていて、それについて動揺するというケース。
この場合、自分には直接関係ないことに関して動揺することになります。
しかしながら日常生活の中でこれは多いです。
例えば「交通事故の場面を見た」、それで動揺するのはあり得ます。他には両親の夫婦喧嘩を見て動揺するなどもそうです。それからニュースやドラマの戦争とか喧嘩のシーンですね。それはまあ、怖いと言えば怖いかもしれませんが、ニュース番組の中の戦争シーンではマシンガンの弾がテレビ画面から飛んできたりはしません。また、その戦争によって悲惨なシーンがあったとしたらそれに動揺するでしょう。しかしながら、その悲惨なことはニュースで流れる前からずっと悲惨なのです。
どの例も自分自身とは直接的には関係しません。ところが動揺します。よく考えたらこれって不思議です。全部他人事であるといえばそうなのですから。
ここで言えることは、今見て同様している出来事以前の記憶に、似たようなシチュエーションで自分自身が当事者になっている経験があり得る、ということです。
その出来事の中では、自分が被害者であるときと加害者である場合のどちらもあり得ます。
加害者である場合には「自責の念」というタイプの動揺を持つことになります。第三者が繰り広げる悲惨な出来事の中に過去の自分を見るわけです。
よろしいでしょうか、過去の出来事に対して現時点が反応するパターンの解説でした。
自分とは直接に関係のない出来事にも動揺してしまうという方、記憶をたぐってみてください。
明日が良い日でありますように。