2015年4月15日 シャーマナイト・最後の戦い/ソードの10
このカードはもう、前回の続きですね、ほどんど。
違いがあるとすれば、今回のカードは勝利の一歩手前だということです。しかしそのために最後の戦いに挑まねばなりません。嫌なことに直面しなければなりなせん。
それは、自分との戦い。
そして今のあなたなら、勝てるだけでの実力が伴っているはずなのです。
さて、自分との戦いとして起こりうることは思いと貫けるかどうかとか、そのような心理的な側面が試されるようです。例えば愛する人から裏切りのような行為を受けるとか。(現実にそうでないとしてもあなた自身が反応してそう思い込んでしまうこともあります)
このようなときには冷静になって事実だけを眺めることです。無用に感情を動かす必要はありません。しかしまずはその出来事にしっかりと「直面」しましょう。前回のコラムと同様ですね。
さて、お勧めのパワーストーンとしてはシャーマナイト(意味辞典に未記載)を挙げましょう。このストーンは、持ち主が自分で運命を切り開いて行けるうよに自信を持たせ、様々な妨害から守ってくれます。
嫌なことに直面しなければいけないとき、事実だけをしっかりと見て感情を不必要に動かさないこと、必ずクリアできますよ!
直面できるかできないか?それは責任のレベルによる
さてさて、最も難しい「直面」は自分の心かも知れません。
「本当はどうなんだ?」
こう問いかけて嘘の答えを言ったとしても誰にもとがめられませんからね。
でまあ、自分に嘘を言ったとすると、それがそもそもその問題に直面していない証拠です。
しかし、自分自身の心というのは自分でしか責任を持てません。それはもちろん、友人の助言やカンセラーがついていればある程度は助けになるでしょうが、最終決定は自分自身でしています。
いやいや、ここで「友達の誰それさんがそう言っていたからそうした」というのは大変卑怯なやりかたですよ。最終決定はあなたが自分でしています。自分で自分に責任を持つということはそういうことです。
問題に直面する、というのはそのことにまさに責任を負うということです。
しかしここ書いている「責任」とは、罰のための「責め」ではありません。端的に書けば「私がやります!」ということです。
さて、今回のカード、ソードの10に基づいて書けば、最後の戦いとして自分が持っているトラウマのようなことが出てくるかも知れません。
今回のコラムのおまけとして、トラウマの処理の仕方を書いておきます。
「トラウマを消す方法は、そのトラウマを捨てること。」
これを読んでお怒りの方がいると思います。でも本当です。
あなた自身以外の誰かがそのトラウマをあなたにくっつけて「離すな!」と命令していることはありません。あなたがあなたの意志で持っているのです。
トラウマを握って離さないのはあなた自身です。自分で自分に責任をもつために、トラウマを捨ててください。
トラウマを持つことに同意してはいけません。同意があるからそのトラウマを持っているのです。
明日が良い日でありますように。